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三越銀座店、念願の1000億円へ大改装

狙いは外国人と湾岸ファミリー

2015年10月19日(月)

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 三越銀座店が順次行っていた改装を終えて10月14日にグランドオープンした。三越伊勢丹ホールディングスの大西洋社長は念願だった年間売上高1000億円を目指すことを改めて宣言した。競合する松屋銀座店を大きく引き離す原動力と期待するのは、訪日外国人と湾岸マンションに住む若いファミリー層の集客だ。

オープニングセレモニーの様子。左から4番目から右に向かって順に大西洋社長、モデル・タレントの前田典子さん、浅賀誠・三越銀座店長

 「銀座のこの場所、この立地で売上高1000億円を超えていないのは課題だと思っている」。10月14日に順次行っていた改装を終えてグランドオープンした三越銀座店。開店前のセレモニーで三越伊勢丹ホールディングスの大西洋社長は、売り上げ増に向けて改めて決意表明をした。

 三越銀座店は銀座で最も人通りの多い銀座四丁目交差点に位置する。2015年3月期の売上高は744億円。隣にある松屋銀座店の647億円(2015年2月期)よりは頭1つ出ているものの、年間2000万人もの来店者があるのなら売り上げはもっと伸びてもおかしくないと大西社長は事あるごとに言っていた。2010年9月に新館を増床して以来の大規模改装だ。当時も売上高1000億円を目標としていたが、高いハードルだった。だがその後の売り上げの伸びで、700億円を突破しており、目標の達成が視野に入ってきたと、同社長は感じているようだ。

 今回の改装では地下1階から7階までのほとんどの階がリモデルされた。「今日を新たなスタートと位置づけ、今後もリモデル後の検証と、改善は続けていきたい」と大西社長は話す。まず今期は、年内に8階にオープン予定の市中免税店と合わせて800億円超の売り上げを目指す。

 来店客1人当たりの売り上げ増に向けて、一番力を入れたのは婦人服売り場だ。「ブランドの入れ替えで終わるのではなく、自主編集型の売り場を拡大して独自性を出したい」と、顧客の顕在しているニーズのみならず、潜在的な需要も引き出す売り場作りを目指した。

 婦人服などの衣料品は利益率が高い商品だが、ここ10年ほどはファストファッションなどの台頭で、百貨店ではなかなか服が売れない状況が続いている。衣料品の売り上げを増やすことは、店舗の収益に直結するだけにテコ入れが求められていた。今回のリモデルでは、3階、4階の婦人服で、よりファッション性の高い商品やブランドをそろえた自主編集平場を増やした。ブランドに頼らない売り場作りは伊勢丹新宿店を筆頭に、他店でも推進しており「自分達が本来得意としている分野であるはず」(大西社長)。今回のリモデルは、この方針を一層「深化」させるものとなった。自主編集型の売り場は、最終的には売り場全体の25%を超える水準を目指していきたいという。

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「三越銀座店、念願の1000億円へ大改装」の著者

武田 安恵

武田 安恵(たけだ・やすえ)

日経ビジネス記者

大学院卒業後、2006年日経ホーム出版(2008年に日経BPと合併)に入社。日経マネー編集部を経て、2011年より日経ビジネス編集部。主な担当分野はマクロ経済、金融、マーケット。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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