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トヨタがテスラから規制対応で排出枠を爆買い

カリフォルニアの規制で環境対応の優勝劣敗が明らかに

2017年10月25日(水)

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 トヨタ自動車が米カリフォルニア州の環境規制への対応で、温暖化ガスの排出枠(クレジット)を大量に米テスラモーターズから購入したことが明らかになった。今後は規制が強まり、さらに経営の負担になる恐れがある。

 トヨタ自動車が2017年8月末までに米国で温暖化ガスの排出枠(クレジット)を米テスラモーターズから大量に購入したことが明らかになった。米カリフォルニア州大気資源委員会(CARB)が10月13日に公表した資料による。CARBは毎年、8月末までの1年間における自動車各社の排ガスゼロ車(ZEV)規制への対応を公表している。

 同州は自動車メーカーに、販売台数の一定割合を電気自動車(EV)などZEVとするよう義務付ける規制を導入している。基準未達のメーカーは罰金を払うか、基準をクリアしているメーカーから「ZEV排出枠(クレジット)」を購入しなければならない。

 トヨタは2017年8月末までの1年間で、3万5200クレジットと業界で最も多くのクレジットを購入した。2位は米ゼネラル・モーターズ(GM)、3位は欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)だった。

●排ガスゼロ車(ZEV)のクレジット売買の上位3位(2017年8月末までの1年間)

単位:クレジット
注:プラスはクレジットの販売数、マイナスはクレジットの購入数

 トヨタは2年前にもクレジットを購入した。しかし、その際には購入数が少ないうえに、クレジットの一部を売却もしていた。これほど大量に購入したのは始めてだ。

 トヨタがクレジットを購入した相手はテスラである。同社は「モデルS」や「モデルX」などEVの販売が伸びており、義務量を大幅に超過した余剰枠がある。そのクレジットを販売している。同社は2017年4~6月期にZEVのクレジット販売で1億ドル(113億円)の売り上げがあった。

コメント1件コメント/レビュー

トヨタはカリフォルニア州が常に排出ガス基準では世界のトップをが知り続けてきた事実は十分に理解している筈だ。然も、PHVもFCVも世界トップクラスの技術を有しているにも拘らず「テスラから排出枠を爆買い」で恥ずかしく無いのか。トヨタが本気で規制対応をする積りなら、カリフォルニアでは対応モデル以外は販売を止める位の販売政策を打ち出さないと、常に競合相手に援助するかの如き屈辱にいつ迄も耐続けなければならない。そんなトヨタを見るのも辛い!(2017/10/25 07:29)

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「トヨタがテスラから規制対応で排出枠を爆買い」の著者

大西 孝弘

大西 孝弘(おおにし・たかひろ)

日経ビジネス記者

1976年横浜市生まれ。「日経エコロジー」「日経ビジネス」で自動車など製造業、ゴミ、資源、エネルギー関連を取材。2011年から日本経済新聞証券部で化学と通信業界を担当。2016年10月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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トヨタはカリフォルニア州が常に排出ガス基準では世界のトップをが知り続けてきた事実は十分に理解している筈だ。然も、PHVもFCVも世界トップクラスの技術を有しているにも拘らず「テスラから排出枠を爆買い」で恥ずかしく無いのか。トヨタが本気で規制対応をする積りなら、カリフォルニアでは対応モデル以外は販売を止める位の販売政策を打ち出さないと、常に競合相手に援助するかの如き屈辱にいつ迄も耐続けなければならない。そんなトヨタを見るのも辛い!(2017/10/25 07:29)

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