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悲願の上場、JR九州が“非鉄”経営で追う二兎

地域振興で鉄道事業の採算改善狙う

2016年10月26日(水)

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 10月25日、東証1部に新規上場した九州旅客鉄道(JR九州)。JRグループで4社目の上場となった同社は、鉄道事業以外で売り上げの6割を稼ぐ異色の存在だ。同社の上場初日の模様を追った。
JR九州の上場記念式典には、歴代社長4人が出席した(いずれも前列。中央=左から6人目=が青柳俊彦社長。左から3人目が石原進相談役、4人目が唐池恒二会長、右から4人目が田中浩二特別顧問)

 10月25日午前9時20分過ぎ。東京証券取引所の上場記念式典の会場に、JR九州の歴代社長が次々と姿を現した。2代目の田中浩二氏(現在は特別顧問)、3代目の石原進氏(同相談役)、4代目の唐池恒二氏(同会長)、そして5代目で現社長の青柳俊彦氏だ。1987年の会社発足後の29年間で、初代社長を務めた石井幸孝氏を除き、実に4人の歴代トップが一同に会した。

記念の鐘を歴代4社長が鳴らす

 新規上場企業は記念式典で、五穀豊穣に由来し、企業の繁栄を願って5回鐘を鳴らす慣習がある。鐘を打つのはセレモニーの主役で、現職の社長や会長など限られた経営幹部が計5回鳴らすことが多い。

上場記念の鐘を打つ青柳俊彦社長。この後に歴代社長も登壇し鐘を鳴らした

 この日のJR九州では歴代4社長が、青柳氏、唐池氏、田中氏、石原氏の順に1回ずつ鳴らした(残りの1回は同席した本郷譲専務、前田勇人専務、グループの商業施設運営会社、JR博多シティの渡邊晴一朗社長が3人で打鐘)。歴代トップがそろって式典で中心的な役割を演じ、今回の上場がJR九州の歴史において悲願の上場であることを強く印象付けた。

 式典が終盤に差し掛かった午前9時40分過ぎ。初値が3100円を付けたことが会場に伝わると、青柳社長は笑顔で大きくうなずいた。2600円の公開価格を2割近く上回る水準で、JR九州株を購入したい投資家の多さがうかがえる。午後は売りが多くやや値を下げる展開となったが、それでも終値は2990円と公開価格を15%上回り、まずは順調なスタートを切った。

コメント2件コメント/レビュー

福岡に25年住んでいて博多駅ビルはよく行きます。JR九州のここ最近の成長発展は眼を見張るものがあります。今回の上場は今後のさらなる成長を感じさせます。駅ビルの屋上に上がると遊休資産が目の当たりに見えます。博多駅の線路上はまだポッカリ空いて今の駅ビルが後2,3棟は建てられます。福岡の一等地の上、列車を降りて0分の距離で事務所、ホテル 向きです。ななつ星は言わば広告宣伝費で稼ぎ頭は商業ビルやマンション販売です。渋谷で駅の上にあれだけのビルが作れるのなら、博多駅でも作れるはずです。今のところそのような話は地元では聞きませんが。投資家の期待は今後はこれらの資産をどう活用するかにかかっています。(2016/10/26 14:26)

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「悲願の上場、JR九州が“非鉄”経営で追う二兎」の著者

須永 太一朗

須永 太一朗(すなが・たいちろう)

日本経済新聞証券部

2003年一橋大学社会学部卒業、日本経済新聞社に入社。西部支社(福岡)で警察、企業、県政を順に担当。その後は主に証券部で日本株相場を取材。14年3月、日経ビジネス記者に。17年4月、日本経済新聞証券部。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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福岡に25年住んでいて博多駅ビルはよく行きます。JR九州のここ最近の成長発展は眼を見張るものがあります。今回の上場は今後のさらなる成長を感じさせます。駅ビルの屋上に上がると遊休資産が目の当たりに見えます。博多駅の線路上はまだポッカリ空いて今の駅ビルが後2,3棟は建てられます。福岡の一等地の上、列車を降りて0分の距離で事務所、ホテル 向きです。ななつ星は言わば広告宣伝費で稼ぎ頭は商業ビルやマンション販売です。渋谷で駅の上にあれだけのビルが作れるのなら、博多駅でも作れるはずです。今のところそのような話は地元では聞きませんが。投資家の期待は今後はこれらの資産をどう活用するかにかかっています。(2016/10/26 14:26)

非鉄に頼らざるを得ないところに本業の根本的な弱さを感じる。毎日利用している乗客目線から見てまだまだやり残していることがあるのでは。(2016/10/26 11:01)

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