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任天堂、復活の狼煙 「主役」はまだ温存

後ろに控えるマリオ・ポケモン

2015年11月2日(月)

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 岩田聡前社長が植えた種が徐々に芽吹き始めている。

 29日、都内のホテルで経営方針説明会を開催した任天堂。今年3月に岩田前社長がスマートデバイス向けゲーム事業に参入すると発表して以降、初めてその一端を明かした。

29日の経営方針説明会に臨んだ任天堂の君島達己社長(ロイター/アフロ)

 第1弾のタイトルは「Miitomo(ミートモ)」。自分の分身となるキャラクター「Mii」を通じ、友だちとの交流を深めるアプリで、最初は誰でも無料で楽しめる。

 「ところであなたは休日に何をしていますか?」。アプリ内のキャラクターがいろんな質問をユーザーに投げかけ、それに答えると、「つい言っちゃったことをおしゃべりなMiiが勝手にシェアする」(任天堂の説明映像)といった内容で、ゲームというよりは、ツイッターなどのコミュニケーションツールを発展させたような概念だ。

市場やメディアに広がる失望感

 任天堂が28日に発表した2015年4~9月期の決算は、売上高が前年同期比19.1%増の2041億円と堅調に推移。営業損益は89億円と、中間期としては5年ぶりに黒字転換した。この明るい話題に続き、ミートモの概要が明かされた。

 岩田前社長の死去を受けて9月に就任した君島達己社長は、「言わば『ネタふりコミュニケーション』。能動的に発信することに消極的な人も参加しやすい、という利点があり、友だちの知らなかった意外な一面や、思いがけない共通点を発見できる、という特徴がある」と説明した。Miiの着せ替えやミニゲームなど課金要素も盛り込む。

 ただし、これまで「年内」としていた配信時期は、2016年3月に延期となった。これを受け、任天堂の株価は2日連続で続落。30日の終値は延期発表前の28日から3530円安の1万9480円まで急落した。任天堂のスマートデバイス向けゲーム事業で協業するディー・エヌ・エー(DeNA)の株も一時、ストップ安まで売られる事態となった。

 「ゲームではないのか」「マリオじゃないのか」「今期決算には反映されないのか」……。失望感が市場やメディアに広がるが、希望の種が消え失せたわけではない。第1弾の投入が3カ月、ずれ込むだけだ。

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「任天堂、復活の狼煙 「主役」はまだ温存」の著者

井上理

井上理(いのうえ・おさむ)

日経ビジネス記者

1999年慶応義塾大学総合政策学部卒業、日経BPに入社。以来、ネット革命などIT業界やゲーム業界の動向を中心に取材。日本経済新聞への出向を経て2014年4月より日経ビジネスの電機・ITグループ

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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