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「MRJ」がついに飛んだ

現地からの写真・動画レポート

2015年11月12日(木)

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11月11日午前9時35分。MRJは初めて空を舞った(記者がiPhoneで撮影した離陸時の動画です。本稿のメーンであるプロカメラマンの写真にはかないませんが、よろしければご覧ください)

 朝日に照らされてまぶしく輝いていた機体は、ゆっくりと走り始めたかと思うと、脚を地面から浮かせ、次第に高度を上げていった。背景が青空だけになってから、機体は大きく右に旋回。米粒のようになって空の彼方に消えていくまでにどれぐらい経っただろうか。とても長い時間のようで、時計を見ると離陸してからわずか5分ほどの出来事だった――。

 2015年11月11日、午前9時35分。三菱重工業と三菱航空機が開発中の小型旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」が初飛行した。約2500時間に及ぶ飛行試験の始まりに過ぎないとはいえ、これまで5度のスケジュール変更を乗り越えて、「紙飛行機」ではなく、ついに「航空機」としての第一歩を踏み出したことになる。名古屋空港での初飛行の様子を、写真でお伝えする。

誘導路に姿を現したMRJ(午前9時20分頃、撮影:早川 俊昭、以下同じ)

 MRJが誘導路に姿を現したのは、午前9時20分頃だった。「出てきたぞ!」。報道陣の一人がそう声をあげたのをきっかけに、カメラマンたちが一斉にそちらへレンズを向ける。午前6時半に報道陣の受付を済ませてから、3時間弱。フジドリームエアラインズ(FDA)が運行するエンブラエル機をいくつか見送った頃だ。すっかり明るくなった空と、空港内をゆっくりと走るMRJの姿に、気持ちが高ぶる。

 
左右対称の後ろ姿を見せながら、滑走路へ向かう

 MRJはいったん報道陣に後ろ姿を向け、滑走路へと向かっていく。肉眼では小さくしか見えないが、カメラレンズを通して見るMRJのバックスタイルは左右対称で、滑らかな曲線を描いている。すぐにでも滑走路に入って飛び立ちそうな気配だったが、実際には伴走飛行する防衛省などの機体とタイミングを合わせるため、滑走路の入り口付近で少し時間調整をすることに。購入を決めた航空会社や行政関係者、メディアがやきもきしながら見守る。

 9時35分。MRJが走り始めた。小さかった機体が、どんどん大きくなって近づいてくる。

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「「MRJ」がついに飛んだ」の著者

佐藤 浩実

佐藤 浩実(さとう・ひろみ)

日経ビジネス記者

日本経済新聞社で電機、機械、自動車を6年間取材。13年4月に日経ビジネスへ。引き続き製造業を担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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