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米で大人気、長野のマシュマロ屋

越境ECで広がる中小企業のチャンス

2015年11月26日(木)

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 海外で大人気のマシュマロ屋が長野にある。Twitterや現地メディアの報道で人気に火が付いた。日本国内でもあまり知られていない小さな地方の企業が、なぜ一時のブームに終わらせずに人気を長続きさせられたのか。秘訣は、転送サービスなどの仕組みを使ったきめ細やかな対応にあった。

 今年3月に北陸新幹線が金沢まで延長されたことで新幹線の停車駅となった長野県の飯山駅。そこから車で15分ほど行った場所にその会社はある。「マシュマロ専門店やわはだ」だ。

 専門店と言っても、マシュマロを売っているのは自社サイトだけで、店舗があるわけではない。イタリアンレストランの店舗だった場所を改装した長野県中野市の事務所は、キッチンと数台のパソコンが置かれたデスクあるだけの簡素な作り。そこから米国や台湾などの海外にたくさんのマシュマロが送られていることは、近所に住む人にもあまり知られていない。

マシュマロ専門店やわはだのホームページ。ドリンクに浮かべる猫型のマシュマロが大人気。

 横村愛子氏がやわはだを始めたのは、2007年。飲食店の経営が行き詰まり、人口が少ない長野県中野市でも集客できる新しいビジネスとして、マシュマロのインターネット販売を思いついた。マシュマロの柔らかさやおいしさを、どうしたらインターネットの画面を通じて消費者に訴えられるか――。試行錯誤の末に、猫の肉球型のマシュマロに行きつく。

 事業を始めて2年ほどは注文が入らない日も多く、鳴かず飛ばずの状況が続いた。それでも口コミなどで徐々に売り上げが伸び、事業も軌道に乗った2012年頃、横村氏は不思議な現象に気付く。

 注文者の中に、明らかに中華系の名前が目立つようになったのだ。気になって調べてみると、国内に住む台湾人がやわはだのマシュマロを買い求めているらしい。知らないうちに、台湾の地元メディアに取り上げられたことがきっかけだった。

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「米で大人気、長野のマシュマロ屋」の著者

中 尚子

中 尚子(なか・しょうこ)

日経ビジネス記者

日本経済新聞入社後、証券部で食品やガラス、タイヤ、日用品などを担当。財務や法務、株式市場について取材してきた。2013年4月から日経ビジネス記者に。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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