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アリババ、香港英字紙買収の波紋

2015年12月15日(火)

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伝統ある英字紙として大きな存在感を持つサウスチャイナ・モーニング・ポスト

 中国の電子商取引大手アリババ集団は12月11日、香港の有力英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)」を発行するSCMPグループと、メディア事業の買収で合意したと発表した。

 電子版も含めた新聞事業だけでなく、雑誌や教育事業も含まれるという。SCMPによると、買収額は2億6000万ドル(約322億円)。SCMPは1903年から続く香港の有力紙で、部数は電子版を含めて10万部程度という。

 今回の買収劇が大きな波紋を広げているのは、買収するアリババの創業者であり会長の馬雲(ジャック・マー)氏が、中国共産党の習近平国家主席と近い関係にあるからだ。

親中派台頭の中で、貴重なリベラル派

 香港の新聞の論調は大きく、親中、反中、中道の3種に分けられる。1997年までは英国統治下にあった香港。SCMPは英字紙ということもあり、統治下時代は英国寄りながらも、リベラルな論調として知られた。

 現在のオーナーはマレーシア華僑の郭鶴年(ロバート・クオック)氏が率いる嘉里集団傘下の嘉里傳媒だ。1993年に親中派の郭氏が手に入れてから、論調は親中寄りになっているとも言われる。だが、香港の中国返還と共に、親中派の新聞が台頭。民主派を支持する蘋果日報(アップルデイリー)やリベラル派に支持されるSCMPは、中国本土を「自由に伝える」貴重なメディアの1つだった。

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「アリババ、香港英字紙買収の波紋」の著者

白壁 達久

白壁 達久(しらかべ・たつひさ)

日経ビジネス記者

2002年関西大学経済学部卒業後、日経BP社に入社。日経ビジネス、日経ビジネスアソシエを経て、2015年から香港支局長としてアジア全体をカバーする。2016年8月から日経ビジネス記者に。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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中村 克己 元ルノー副社長、前カルソニックカンセイ会長