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ウラジオストク発、9288キロの旅へ

  • 二村 高史

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2015年11月30日(月)

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 この秋、50代も終わりにさしかったところで、人生3度目のシベリア鉄道に乗ってきました。

 初めてシベリア鉄道に乗ったのは1981年のこと。横浜の大桟橋から船に揺られて2泊3日でナホトカ港へ。ナホトカからハバロフスク経由でモスクワまでの7泊8日の旅でした。ソビエト連邦という国があり、ブレジネフ書記長が権勢をふるっていた時代です。

 2回目の乗車は1985年。このときは、北京発ウランバートル経由モスクワ行きに乗車しています。

 20代だった当時は、見るもの聞くものすべてが刺激的で、何ものにも代えがたい貴重な体験となりましたが、なにしろ貧乏旅行だったうえに人生経験も不足していたので、自分のことで精一杯。周囲をじっくり観察する余裕がなかったのが残念でした。

 そこで今回は、体力のあるうちにシベリア鉄道に再挑戦して、昔を懐かしみつつ、ロシアの町や人びとをじっくりと見てこようというのが旅の目的。妻も同行すると言い出して、いわば「大人のシベリア鉄道の旅」になりました。

 これから何回かにわたり、30年前、34年前の町や鉄道の写真も交えて、列車や町の様子を紹介していきたいと思います。「ぜひ一度は乗ってみたい」と密かに考えている鉄道愛好家や、旅行好きの方々の参考になれば幸いです。

30年ぶりのロシア、はじめてのウラジオストク

 シベリア鉄道の東側の始発駅はウラジオストク。ここからモスクワまで9288キロ、JRでいえば稚内~鹿児島中央を1往復半する距離を、直通列車の「ロシア号」は6泊7日で走破する。30年前は7泊8日だったので、いつのまにか1日短縮されていた。

 短縮されたとはいえ、7日間をぶっつづけで乗り通す気力も体力もないので、ロシア号以外の区間列車を利用して、ハバロフスク、イルクーツク、ノヴォシビルスクで途中下車するスケジュールを組んだ。

ウラジオストク構内にある「9288」と記されたキロポスト

 ちなみに、ウラジオストクは軍港のため、ソ連時代は外国人の立ち入りが厳しく制限されており、以前の旅行では足を踏み入れていない。当時、横浜からの船は70キロほど東にあるナホトカ港に入港。乗客は、ナホトカ駅からシベリア鉄道の支線に乗せられてハバロフスクのホテルで1泊。翌日になって、ウラジオストクからやってくるモスクワ行きのロシア号に乗るという具合であった。

横浜港の大桟橋からの出航風景(1981年)
ナホトカ港からナホトカ駅まで“護送”するバスを船室からこっそり撮影(1981年)
ナホトカ駅もこれまたこっそり撮影(1981年)

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