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中野信子氏「日本人は、脳科学的に英語が下手」

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2015年11月30日(月)

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今や日本人の「英語下手」は、世界でもかなり有名なのだという。なぜ、こんなに日本人は英語ができないのか。その一方で、日本語が達者な外国人が増えているような気がする。国同士が陸続きの欧州では、数カ国語を操れるというのは当たり前。こちらは英語一つでも苦労しているのに、彼らはなぜ……?

 今回、「日経GLOBAL GATE」では「IT企業に勤める外国人は日本語がうまい」というまったく根拠のない“あるある”に基づき、実際、数人の方々に「日本語マスター法」について聞き込み調査を敢行した(こちらのレポートは、「日経GLOBAL GATE 2015 Autumn(Kindle版)」をご覧ください)。その結果、彼らに共通した大きなポイントは2つ。

1:日本の文化が好き
2:間違えることを恥ずかしいと思わない

 そこで気鋭の脳科学者、中野信子さんにズバリ尋ねた。「日本人と外国人の語学脳に違いがあるのか?」。脳科学的見地から分析してもらった結果、はたしてその真偽はいかに――。

プログラミングと言語には共通点がある

編集部: 今回の企画では、日経GLOBAL GATE編集部員の経験談や勝手な思い込み(?)により「IT企業に勤める外国人は日本語がうまい」という“仮説”を立てたのですが、そもそもITと語学に相関はあるのでしょうか。

中野信子さん(以下、中野): 実際に何人かそうした外国人の方に会われたんですよね。みなさん日本語が上手でしたか?

編集部: はい、どの方も本当に日本語がペラペラで、しかもおもしろい人たちばかりでしたよ。

中野: えっ、そうなんですか? 私の知ってる日本語が上手な外国人って、つまんない人が多いんだけどなあ……。という冗談はさておき(笑)、大まかには、プログラミング言語は人間の言語(自然言語)の認知方法を基に作られています。だからIT系の人はそれほど抵抗をもたずに、語学の学習ができると考えられます。

 「ユニバーサルグラマー(普遍文法)」という概念があって、日本語、英語、どの言語であっても、言葉による認知の方法は、大きく違わないといわれています。たとえば「話す」とか「取る」といった基本的な動作を表す動詞や、身近な物を指示する名詞は、どの言語にもありますよね。それらを概念化して認知し、単語を組み合わせて文章を構築するという基本的な流れは、どの言語でも違わないだろうという考え方です。プログラミング言語も同様です。

編集部: つまり、言語とプログラミング言語の認知方法は同じで、ITの技術者はその方法に慣れているから、言語の習得にもそれほど違和感がないということでしょうか。

中野: 習得に共通の基盤があると考えるのが自然だろうと思います。

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