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二つのヤマハ、社会変える車いすパフォーマンス

「感動」をプロダクトに込める超福祉の世界とは

  • 久我 智也

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2015年11月30日(月)

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 2015年9月、ヤマハとヤマハ発動機が「&Y(アンディ)」というプロジェクトと、そのプロジェクトから誕生した音を奏でる電動アシスト車いす「&Y01」を発表した(関連記事)。このプロジェクトは、どんな目的でスタートし、そこにはどのような技術と思いが込められているのか。そして、社会にどのような影響を及ぼしていくのか。

プロジェクトの背景に“二つのヤマハ”共通のキーワード

 1897年に設立し、ピアノやギター、スピーカーなどの音楽機器の製造・販売を行うヤマハ(設立当時の社名は日本楽器製造)と、1955年に日本楽器製造の二輪製造部門が分離・独立して生まれたヤマハ発動機。同じ「ヤマハ」ブランドを使用する両社は、別会社ではあるが、これまでも共同でプロジェクトを手掛けてきた。

 グラフィックデザインを共通言語として世界に広げ、認識されることを目的とした国際グラフィックデザインコンペティション「Graphic Design Award by YAMAHA(略称:GDAY)」や、両社のデザイン部門がお互いのデザインフィールドを交換、つまり音楽関連のデザイナーが乗り物などのデザインを、乗り物のデザイナーが音楽関連のデザインを行い、ヤマハブランドの持つアイデンティティーを追求することを目的としたプロジェクト「AH A MAY(アーメイ)」などだ。

ヤマハとヤマハ発動機が共同開発した電動アシスト車いす「&Y01」は、船や八分音符をモチーフにしている

 両社のものづくりには共通するキーワードがある。それを教えてくれたのは、ヤマハ発動機の福井美佐氏(デザイン本部 デザイン管理グループ主務)だ。

 「両社とも会社のスローガンに『感動』という言葉が入っていて、ものづくりを通して人に感動を与えていきたいという考えがあります。2社が共同でプロジェクトに取り組むことで互いに刺激を与え合い、新しい感動を見つけ、発信していくことができると思っています」

 感動というキーワードが根底にある両社。そのデザイン部門が、初めて共同でデザインに取り組むプロジェクトが&Yなのだ。

 両社で共同でデザインを取り組む意義について、ヤマハ デザイン研究所 所長の川田学氏はこのように語る。

 「音楽の世界と乗り物の世界というと、インドア派とアウトドア派、文系と理系のように、対比したイメージで語られることもありますが、どちらも理屈よりも感性に訴えるものです。そのベースにあるのは、『遊び心を持つ』『感動を与える』ということ。ヤマハとヤマハ発動機にはそういった共通のベースがあるので、共にプロジェクトに取り組むことで『ヤマハは面白いブランドだな』と思ってもらえることが大きいんです」

 会社の根本である「感動」をキーワードに、両社で刺激を与え合いながらプロジェクトに取り組む。そして、最終的にブランド認知度・好意度を上げていくことが、&Yの目的の一つである。

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