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「イスバス」にリオ出場もたらした黒子役

ライトな取り組みから広がるボランティアの可能性と、直面している課題

  • 久我 智也

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2015年12月3日(木)

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 車いすバスケットボール(車いすバスケ、イスバス)のアジアオセアニアチャンピオンと、2016年のリオデジャネイロ・パラリンピックの出場チームを決める「三菱電機2015 IWBFアジアオセアニアチャンピオンシップ千葉」には、多くのボランティアが参加した。彼らはどのような理由からボランティアに携わり、どのような働きをしたのか。スポットを当てた。
大会には500人を超えるボランティアが参加。その明るく丁寧な対応は選手たちからも好評を博し、大会の成功にひと役買った

ボランティアは、大会の運営と成功のための重要なピース

 スポーツの大会やイベントは、大会に参加する選手やチームだけではなく、スポンサーや大会事務局の存在がなくては成り立たない。たとえ、そこでどんなに好ゲームが繰り広げられ、多くのファンが応援に訪れようとも、選手や観客が満足する大会運営がなされていないと、真の成功と呼ぶことはできないのである。そこで、重要なピースとなるのが、ボランティアの存在だ。

 例えば、日本を代表するマラソン大会の一つ「東京マラソン」には、毎年約1万人ほどの市民ボランティアが参加し、観客の誘導や給水所でのサポート業務などで滞りのない運営を支援している。シーズンを通して行われるプロ野球やJリーグでも、各試合でボランティアが試合運営に携わっている。

 2015年10月10~17日に千葉ポートアリーナ(千葉市)で開催された「三菱電機2015 IWBFアジアオセアニアチャンピオンシップ千葉」では、大会8日間を通して、9団体522名のボランティアが大会に参加した。彼らの業務は、受付業務や会場の案内、通訳、試合中のコートのモップかけ、リエゾンと呼ばれる各チームと大会本部側の連絡係など、多岐にわたった。

 2020年東京オリンピック・パラリンピックの重要なキーワードに「おもてなし」という言葉があるが、大会期間中、ボランティアの人々は笑顔を絶やさず、選手や観客にはもちろんのこと、メディアの人間にも丁寧に対応していた。それは各チームのスタッフも感じており、大会終了後の会見で、男子日本代表の小川智樹チームリーダーは、感謝の気持ちをこう述べた。

「ボランティアの皆様は、いつも笑顔で選手たちを迎えてくださり、それがエネルギーになりました。我々が気持ち良くゲームに臨めるようにサポートしてくれたことを感謝しています」

 今大会では、男子日本代表がリオデジャネイロ・パラリンピックへの出場権を獲得し、それを後押しするために多くの観客が集まった。それだけで大会は成功したと見てしまうかもしれないが、この小川氏の言葉こそが今大会の“真の成功”を示しているといえよう。

若者から年配の方まで、多くのボランティアが参加。常に明るい笑顔で対応をしていた

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