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トランプ長男のメール発覚が示す新事実

透けて見えてきたプーチン大統領の狙い

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2017年7月19日(水)

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トランプ氏の長男、トランプ・ジュニア氏(右)は昨年の大統領選挙中にロシア政府関係者と会うことに「特別警戒すべきとは当時は考えていなかった」と発言している… (クレジット:ZUMA Press/アフロ)

 「ロシアの検事総長(注*1)が、ヒラリーとロシアの間の取引について、彼女にとって不利になるような公式の文書や情報をトランプ陣営に提供したいと申し出ています。あなたの父親にとって非常に有益な内容です。言うまでもなく高官レベルの機密情報ですが、ロシアとその政府からのトランプ氏に対する支援の一環だそうです」

 2016年6月3日、米大統領選中のドナルド・トランプ氏の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏に宛てたメールでこう書いたのは、英タブロイド紙の記者からフリーの渉外担当に転じた英国人ロブ・ゴールドストーン氏だ。トランプ・ジュニア氏とは、かつてトランプ家が主催していたイベント「ミス・ユニバース大会」で知り合ったという。

注*1 原文は「The Crown prosecutor」とあり、通常は英国の検事を指す。国王がいないロシアにはこの肩書きは存在しないが、ロシアの検事総長を指していると思われると米ニューヨーク・タイムズや英フィナンシャルタイムズなどは報道している。7月11日付けの米ウォールストリート・ジャーナルの記事によると、同紙がゴールドスタイン本人に確認をしたところ、同氏は6月9日のミーティングに出席したロシアの女性弁護士「ナタリア・ベセルニツカヤ氏のこととして書いた」と主張しており、実際には誰のことなのか真実は現時点では判明していない。


昨年6月、クシュナー米大統領顧問もロシアの弁護士と会っていた

 20分後、トランプ・ジュニア氏はこう返信した。「時間がありそうなので、あなたが言うような内容なら、特に夏の終わり頃にその情報が使えたら嬉しいです」。

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