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ムニューチン次期財務長官を襲う3つの難題

2500万人超の雇用創出は非現実的

2016年12月5日(月)

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(写真=代表撮影/UPI/アフロ)

 スティーブン・ムニューチン氏を次期財務長官に起用するのは、ある面では典型的な人事だ。過去7人の前任者のうちの2人と同様――そして同氏の父親と兄弟とも同じく――ムニューチン氏は米金融大手ゴールドマン・サックスで幹部にまで上り詰めた経歴を持つ。

 2000年代には一時、著名投資家のジョージ・ソロス氏の下で働いたこともある(ドナルド・トランプ氏は選挙前、ソロス氏とロイド・ブランクファイン氏を「グローバル権力構造」の中枢として、攻撃の標的にしていた。ブランクファイン氏は現在、ゴールドマンの最高経営責任者=CEO=を務める)。財務長官指名の報道を受けて、ムニューチン氏はビジネス専門ニュース局のCNBCで、税制改革の必要性について真摯に語った。

金融業から映画制作へ

 だが、別の面に目を向けると、ムニューチン氏の指名はむしろユニークと言える。同氏は近年、映画制作会社を設立し、活躍の場を金融から映画に移している。まず米20世紀フォックスと組んで「アバター」を、次に米ワーナー・ブラザーズと組んで「ゼロ・グラビティ」を大ヒットさせた。

 1950年代の米ハリウッドを舞台にした最新作となる恋愛モノでは、ゲスト出演さえしている。もっとも、ゲスト出演のかいもなく、感謝祭の週末の観客動員数は散々なものだった。

 また2016年初めには、英国人女優の婚約者が、彼女が執筆した本のことで不評を買った。ザンビアで過ごした学生時代を追想したこの本の中で、反乱やモンスーンの季節のこと、30センチもあるクモのことを語っている。だが、そのどれも、ザンビアには存在しない。この本は既に市場から姿を消している.

 ムニューチン氏は一時期、米西海岸で金融業に携わった。カリフォルニアの銀行、インディマックを他の投資家とともに2009年に買収した。これは破綻していた銀行だ。その後社名を変更してワンウェストとして再出発したものの、批判筋によれば、ローン返済が滞った借り手の住宅を強引に差し押さえたとして、数件の訴訟が起こされた。

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