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「リーフ」の電池でビンテージカーが走る

2016年7月21日(木)

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 今年4月27日、横浜市都筑区にあるオズコーポレーションでビンテージカーのテスト走行が行われた。車は、BMW「Isetta(イセッタ)」。前方2輪、後方1輪の変形3輪自動車で、日本にもファンは多い。この車が音もなく走る。なぜ、「音もなく」なのか。それは、この「Isetta」が電気自動車だからだ。

「心臓」は「リーフ」から移植

 「Isetta」は1950年代半ばにイタリアの自動車メーカー、イソが生産したミニカー。ライセンスによりスペイン、ベルギー、フランス、ブラジル、ドイツ、イギリスでも生産された。中でも、ドイツBMWによる生産台数が圧倒的に多いため、「Isetta」=ドイツ車と誤解されることもある。

 全長2.3m・全幅1.4m・全高1.3mという小さな車体。現在の規格では「軽」だが、この車が輸入された当時の規格がそのまま適用されているので、普通車扱いだ。一番の特徴はそのドアで、車体前面が冷蔵庫の扉のように手前に開く。ハンドルや計器類もドアの内側にくっ付いたままだ。出入り口はこの前面ドア1つだけ。

 今回オズが手がけた「Isetta」もBMW製造によるもの。もちろん、元はガソリン車だが、ガソリンエンジンをモーターに積み替えたコンバートEV(改造EV)である。

 コンバートEV自体はそれほど珍しくないが、この車のユニークな点はバッテリーにある。実は、最近まで日産「リーフ」に使われていたものなのだ。

 この「Isetta」が、初めてEVに改造されたのは2年前のこと。当時、コストパフォーマンス的に最適と考えられた中国製リン酸鉄電池(リチウムイオン電池の一種)を使っていたが、その後「リーフ」の再生バッテリーが出回るようになったため、今回換装したというわけ。古川治社長は、「調子は極めて良い」「応答性などで雲泥の差」と言う。

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「「リーフ」の電池でビンテージカーが走る」の著者

村沢 義久

村沢 義久(むらさわ・よしひさ)

合同会社Xパワー代表、環境経営コンサルタント。

1974年東京大学大学院工学系研究科修了。1979年米スタンフォード大学経営大学院修了。2005年から東京大学サステイナビリティ学連携研究機構特任教授として地球温暖化対策を担当。合同会社Xパワーを立ち上げ代表に就任。2016年4月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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