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環境にやさしいものは美しい!「テスラ革命」で輝き増す太陽光

2015年7月17日(金)

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 先日、京都の街を車で走る機会があり、この伝統の都に太陽光発電が多くなっているのに驚いた。黒光りする高級そうな瓦の上に黒っぽいパネルが載っている。さすが「京都議定書」誕生の地。しかし、一番ポピュラーな青色のパネル(シリコン多結晶)は見当たらない。聞けば、京都市内では、「運用基準」により、使える太陽光パネルの色が定められていると言う。

京都、奈良、富士山などで規制

 京都市では、2013年12月に、「太陽光パネルの景観に関する運用基準」を改訂。その結果、設置できる太陽光パネルの色は,黒と濃い灰色,濃い紺色の3色に限定された。従って、比較的明るい青色の多結晶パネルは使われていないのだ。

 さらに、複数の規制エリアが設定され、場所によっては、設置不可になる場合があるほか、瓦幅に合わせたパネルとするなどの基準が定められている。

 こう見てくると、規制に縛られたように感じるが、そうではない。京都市では、平成15(2003)年度に住宅用太陽光発電システムの設置助成制度を創設するなど,太陽エネルギーの利用拡大を進めているのだ。

 同じく、歴史的な建造物の多い奈良県の橿原市では、地上設置に関しては禁止区域はないが、パネルの色について京都市同様の基準を設けている。さらに、架台についても、黒を基調とすることとされている。そのため、コスト的に優れた「単菅方式」では難しいのが悩みだ。

 世界文化遺産である富士山を抱える静岡県富士市では、「行政指導方針」によって抑止地域を設け、1000平方メートルを超える太陽光発電設備を禁止。抑止地域外でも景観上の配慮を求めている。

 大分県由布市では、市の条例により、抑制区域内での発電事業を禁じている。規制区域外でも、事業区域面積が5000平方メートルを超える場合、自治会および近隣関係者への説明と届け出をする必要がある。

 太陽光発電を推進するに当たって景観に配慮することは必要だが、筆者としては、根本的なところで引っかかる。そもそも、太陽光発電は景観に悪いものなのか……。

青いパネルに白い単管も美しいのだが…
写真:筆者撮影(茨城県)

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「環境にやさしいものは美しい!「テスラ革命」で輝き増す太陽光」の著者

村沢 義久

村沢 義久(むらさわ・よしひさ)

合同会社Xパワー代表、環境経営コンサルタント。

1974年東京大学大学院工学系研究科修了。1979年米スタンフォード大学経営大学院修了。2005年から東京大学サステイナビリティ学連携研究機構特任教授として地球温暖化対策を担当。合同会社Xパワーを立ち上げ代表に就任。2016年4月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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