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ここは原発20km圏内、究極の社員研修に密着

凸版印刷、被災地で社員に喝!

2016年3月11日(金)

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遠くに福島第1原発の排気塔が見える

 ビジネスパーソンを乗せたバスが、スピードを落とした。

 「ほら、あそこから高圧電線の鉄塔が延びているでしょ。東京まで続いているんです。そして先端が青く塗られた塔がありますね。福島第1原子力発電所の排気塔です。その下に原子炉があります。ここから5kmほどの距離です」

 放射線の線量計を見ると毎時5マイクロシーベルトを示している。東京都内の50~100倍程度の放射線量だ。

 バスの中でマイクを握る案内人は一般社団法人「あすびと福島」の代表理事・半谷栄寿氏(62)。半谷氏は出身地である南相馬市を拠点にして、福島県沿岸部を舞台にした社員研修ツアーを2014年から実施している。今回の参加者は印刷大手・凸版印刷の課長クラスの社員16人。2泊3日のスケジュールである。ほとんどの社員が被災地に入るのは初めてのことだ。

凸版印刷社員が原発20km圏内を視察

社会貢献と利益の両立

 凸版は半谷氏のこの事業に立ち上げから参加しており、同社では「ソーシャルイノベーションプログラム(社会問題の解決と経済的利益の両立を目指す)」と呼んでいる。

 震災直後は多くの大企業がCSR(企業の社会的責任)として被災地で様々な活動を実施した。だが、現在も継続的に被災地に関わり続けている企業は決して多くはない。ましてや極めて深刻な状況の福島沿岸部に人材を投入する凸版のような企業は珍しい。

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「ここは原発20km圏内、究極の社員研修に密着」の著者

鵜飼 秀徳

鵜飼 秀徳(うかい・ひでのり)

日経おとなのOFF副編集長、浄土宗僧侶

京都市景観市民会議委員(2016年)、佛教文化学会会員。 1974年生まれ。成城大学文芸学部卒業後、報知新聞社へ入社。2005年日経BP社に入社。日経ビジネス記者などを歴任。2016年4月より日経おとなのOFF副編集長。浄土宗僧侶の顔も持つ。正覚寺副住職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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