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ブランドジャパン:利便性と卓越さで順位上昇

ANA、星野リゾート、KDDIが明かすブランドの磨き方

  • 松浦 龍夫

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2017年4月20日(木)

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 日経ビジネスは4月17日号で、企業や商品のブランドを4つの因子で探り、総合力を評価する「ブランド・ジャパン2017」のランキング結果を公表した。

 今回の調査では、もともと知名度がある企業のランキングが急上昇したケースが目立つ。その典型が、ANA(全日本空輸)、星野リゾート、KDDIの3社だった。取材をすると、上昇を裏付ける取り組みを各社が実施していた。今回はその内容を紹介する。

羽田を使いやすくリニューアル

ANAが羽田空港に導入した自動手荷物預け機

 ANAは総合ランキングで、2016年の120位から2017年は48位に躍進した。大幅に順位を上げた要因は、ランキングを構成する4つの因子の一つである「コンビニエント(便利)」の評価を高めたからだ。

 ANA旅客品質チームの小柳信孝マネージャーは、「2015年から2016年にかけて、羽田空港で搭乗するまでの手順を簡単、便利にすべく、リニューアルを実施したからではないか」と話す。

 ANAはこの羽田空港のリニューアルプロジェクトを「ANA FAST TRAVEL」という名称で進めた。具体的には、「国内線出発カウンターのデザイン変更」「新たな自動チェックイン機の導入」「自動手荷物預け機の導入」を実施した。これらにより、羽田空港でのカウンターの行列は繁忙期に30分ほどだったのが5~10分程度に短縮された。

 カウンターはANAが「モヒカンブルー」「トリトンブルー」と呼ぶ青2色と白の3種類に色分けするとともに、何をする場所かをデザインしたピクトグラムの看板を張り出す形で設置した。これは空港での手続きに慣れていない人でも直感的に場所が分かるようにするためだ。

 同様にチェックイン機も画面を従来よりも2インチ大きい19インチにし、表示言語も日英2言語から5言語に増やした。「色分けも言語も、海外からの訪問客に分かるように意識した」(小柳マネージャー)。

 3つ目の自動手荷物預け機は、搭乗客がカウンターに並ばなくてよくすると同時に、ANA側の負荷軽減にもつながっている。今では手荷物を預ける搭乗客の70%がこの機械を使っている。「荷物に付けるシールタグも、搭乗客が扱いやすいように素材を変えた」など、目立たない部分でも混乱しないように仕組みを整えている。

 羽田でのリニューアルに手応えを感じたANAは、これらの他空港での導入を予定している。チェックイン機は既に導入済みで、そのほかも大都市圏の空港から着手していく。

コンシューマー市場(BtoC)編の「総合力」ランキング
順位 ブランド名
2017 前回順位
1 12 STUDIO GHIBLI スタジオジブリ
2 3 YouTube
3 1 Amazon アマゾン
4 11 Disney ディズニー
5 7 CUP NOODLE カップヌードル
6 25 NISSIN 日清食品
7 68 HEATTECH ヒートテック
8 2 Google
9 8 Haagen-Dazs ハーゲンダッツ
10 13 7-ELEVEn セブン-イレブン
11 15 DAISO ダイソー
12 33 楽天市場
13 4 キユーピー
14 48 STARBUCKS スターバックス コーヒー
15 27 SUNTORY サントリー
16 52 YAHOO!
17 58 Coca-Cola コカ・コーラ
18 5 TOYOTA トヨタ自動車
19 10 Panasonic パナソニック
20 60 meiji 明治
21 37 セブン&アイ・ホールディングス
22 77 Wikipedia ウィキペディア
23 67 TOKYU HANDS 東急ハンズ
23 31 MOS BURGER モスバーガー
25 173 Kao 花王
26 49 ヤマト運輸
27 22 Calbee カルビー
28 111 KAGOME カゴメ
29 40 AEON イオン
30 6 UNIQLO ユニクロ
31 28 Apple アップル
32 81 FamilyMart ファミリーマート
33 64 ガリガリ君
34 58 SONY ソニー
35 51 KFC ケンタッキーフライドチキン
36 53 Mister Donut ミスタードーナツ
37 126 KIRIN キリンビバレッジ
38 19 glico 江崎グリコ
39 68 MORINAGA 森永製菓
40 66 丸亀製麺
41 44 NIKE ナイキ
42 28 dyson ダイソン
42 60 宅急便
44 83 CALPIS カルピス
45 95 じゃがりこ
46 88 キリン一番搾り
47 24 iPhone
48 120 ANA 全日本空輸
48 32 MUJI 無印良品
48 18 USJ ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
調査概要
監修は、日経BPコンサルティングが設立する「ブランド・ジャパン企画委員会」。調査機関は日経BPコンサルティング。2016年11月9日から12月5日の間にインターネット利用者に対して、独自の調査システムを用いて、ブランドのポジショニングを明らかにする設問への回答を求めた。コンシューマー市場(BtoC)編の調査対象は企業ブランド(企業名・グループ名)と製品・サービスブランドの合計1000。18歳以上の男女の調査対象者からの回収数は3万5020。ビジネス市場(BtoB)編の調査対象は、企業ブランドのみ500ブランド。18歳以上の有職者からの回収数は2万551。

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