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峰岸真澄CEOが語るリクルート流のAI経営

リクルートが持つ“宝の山”のデータを解析、人類を豊かに

2017年7月21日(金)

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 これからの経営イノベーションにはデジタル、データ、デザインの3つの「D」が欠かせない。7月26日(水)~28日(金)に、「D3 WEEK 2017 ~Beyond the Customer First デジタル×データ×デザインで真の顧客ファーストを描き出す~」というマーケティングイベントを開催する専門誌3誌が、3つの「D」を活用した最新の企業事例などについて紹介します。

 今回は、同イベントに参加する専門誌『日経ビッグデータ』編集部による、AI活用の先進企業・リクルートの峰岸真澄CEOインタビューを掲載します。

何十倍ものレバレッジが効くようになる

峰岸 真澄(みねぎし・ますみ)氏
リクルートホールディングス代表取締役社長 兼 CEO
1987年リクルート(現リクルートホールディングス)入社。2003年執行役員。2004年常務執行役員。2009年取締役兼常務執行役員。2011年取締役兼専務執行役員。2012年から現職。立教大学経済学部卒。 (写真:菊池くらげ、以下同)

『AI経営で会社は甦る』を執筆した経営共創基盤の冨山和彦代表取締役CEOは、AI経営を実践できている企業としてコマツとリクルートを挙げた。御社のAI経営について説明してほしい。

 AI経営という文脈で、2つの重要なポイントがある。

 1つは、既存事業をディスラプト(破壊)する事業体は、自社ではできない前提に立って、その事業をどう獲得して内部に取り込むかというポイントだ。2つ目は、とにかくこれからは非科学的な、属人的な、解明されない能力でお金が儲かることはないというポイントだ。

 後者についてはもう少し詳しく説明する。我々のビジネスモデルは、個人が欲しい情報、例えば求人や住宅関連など様々なジャンルの情報を提供し、個人(消費者)と情報の提供者であるクライアント(広告主)を結びつける、マッチングプラットフォームだ。リクルートが介在することで、消費者、クライアントの双方にとってのメリットを最大化するビジネスモデル。リクルート社内では「リボンモデル」と呼んでいる。

 このリボンモデルを、データを軸にして、かつ大量のデータによってレバレッジが効くようになっていくとすれば、これは優れたエンジニアの力で収益が左右されるということだ。10年前、20年前だと、優れた営業が収益の多くを支えていたが、これからは優れた営業をそのまま維持しながらも、優れたエンジニアによって、これまでの何十倍ものレバレッジが効くようになる。

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「峰岸真澄CEOが語るリクルート流のAI経営」の著者

多田和市

多田和市(ただ・わいち)

日経ビッグデータ

日経ビジネス記者・副編集長、日経情報ストラテジー編集長、日経ビジネス編集委員、日経BPビジョナリー経営研究所上席研究員などを経て、2014年1月から日経ビッグデータ記者。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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