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ベゾスとマスクが巻き起こす「勘違いの連鎖」

宇宙ビジネス対談

2017年10月12日(木)

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 米国のスペースXなどの宇宙ベンチャーが躍進し、宇宙が「開発」から「ビジネス」の場になり始めている。その最前線を体系的に解説した『宇宙ビジネス入門 NewSpace革命の全貌』の刊行を記念して、著者の石田真康さんと、宇宙飛行士を目指すタレントの黒田有彩さんが、銀座蔦屋書店のトークイベントで対談した。来年には宇宙旅行ビジネスが立ち上がり、月面探査の賞金レースがクライマックスを迎えるなど、まさに宇宙ビジネスが加速しつつある中で、「誰でも宇宙に関わる時代」について語り合った。

宇宙ビジネス入門 New Space 革命の全貌』刊行記念トークイベント 石田真康×黒田有彩 「銀座が宇宙にもっとも近づく夜」(2017/9/19)

「俺にもできるんじゃないか?」

石田真康(いしだ・まさやす)氏
A.T. カーニー プリンシパルとして、ハイテク・IT業界、自動車業界、宇宙業界などを中心に、全社戦略、事業戦略、R&D戦略などに関する経営コンサルティングを担当。日本初の民間宇宙ビジネスカンファレンスの運営を手掛ける一般社団法人SPACETIDE 共同創業者 兼 代表理事。内閣府宇宙政策委員会 宇宙民生利用部会および宇宙産業振興小委員会委員。宇宙ビジネスコンテスト「S-Booster2017」メンター。また、日本初の民間月面無人探査を目指すチームHAKUTO(ハクト)にプロボノメンバーとして参加。東京大学工学部卒。

石田:僕が米国の宇宙カンファレンスに行くようになった数年前のことですが、会場で「スペースXありがとう」「グーグルありがとう」と言う方々がいました。

 イーロン・マスクが率いるスペースXは、当時すでにNASAから国際宇宙ステーションへの物資輸送を請け負うようになっていて、宇宙ベンチャーで初めて成功した企業だった。宇宙ビジネスに挑む起業家の成功例が出て、同じように宇宙を目指している多くの起業家が勇気づけられたわけです。

 グーグルの名前が挙がっていたのは、当時グーグルが衛星による画像配信サービスを手がけるベンチャー企業を5億ドルで買収したからです。そのおかげでベンチャーキャピタリストやエンジェルなどの投資家は、宇宙ベンチャーに投資したら、イグジット(株式の売却)のときにどのくらいの値段がつくか初めてわかった。それまで宇宙ベンチャーの買収例がなかった。グーグルはその先鞭をつけてくれたというわけです。

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「ベゾスとマスクが巻き起こす「勘違いの連鎖」」の著者

石田真康

石田真康(いしだ・まさやす)

A.T. カーニー プリンシパル

東京大学工学部卒。A.T. カーニー入社後は、ハイテク・IT業界、自動車業界などを中心に、全社戦略、事業戦略、R&D戦略等に関する経営コンサルティングを担当。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

黒田有彩

黒田有彩(くろだ・ありさ)

タレント

お茶の水女子大理学部卒。学生時代にタレント活動を始め、情報番組や舞台などで活躍。中学時代、作文コンクールで入賞しNASAを訪問したことをきっかけに宇宙の虜に。宇宙飛行士試験の受験を目指している。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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