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空中戦のルールを変える最新鋭ステルス戦闘機

「F-35AライトニングII」の技術的優位性を解説

2017年9月25日(月)

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今年度から日本で本格的な配備が始まった最新鋭ステルス戦闘機「F-35AライトニングII」。「忍び」という意味のステルス性能を生かし、これまでの戦闘機とは異なる競争軸を打ち立てた。北朝鮮や中国の脅威が高まる中、F-35の技術的優位性を軍事研究家が解説する。

(日経ビジネス2017年7月17日号より転載)

(写真=米ロッキード・マーチン)

 今年6月5日、三菱重工業・名古屋航空宇宙システム製作所(愛知県豊山町)で米ロッキード・マーチンのステルス戦闘機「F-35AライトニングII」が日本で初めて披露された。

 日本政府がF-35の導入を決めたのは2011年の暮れ。発注は12年度から始まり、「次期防衛力整備計画(19年度以降が対象)」まで含めると全42機を配備する計画だ。最初の4機を除く、38機が三菱重工の小牧南工場で組み立てられることになっている。同工場は機体整備の拠点としても活用される。

 戦闘機にステルス性能が備わる最大のポイントは「先制発見・先制攻撃」が容易となること。戦闘機同士の空中戦では、双方が相手の存在を認識して真正面からやり合うとは限らない。理想は、相手が自機を発見する前に死角に回り込んで撃墜することだ。

 従来であれば、相手に気付かれないように死角に回り込むのは、パイロットの能力に依存する部分が多かった。それをもっとシステマチックに実現したのが、ステルス戦闘機である。

コメント11件コメント/レビュー

>反射波が少なくてレーダーに映り難くなるということで、探知距離が短くなるだけで肉眼で見えるほどだと、最近のレーダー&火気管制システム&ミサイルならばあまり問題ないのではないか?

ロック岩崎こと故岩崎貴弘氏が航空自衛官でF-104Jにのっていた頃のお話。
米軍の当時最新であったF-15と格闘戦訓練をする事になり、結果勝利したわけだがその際に旧式機にのっていた岩崎氏がどういう戦術をとったかと言うと。
小型がゆえにレーダー反射面積の少ないF-104Jの機体属性を有効に利用し、かつF-15の正面を横切るように飛行する事によりレーダーに捕捉される事なく米軍F-15の後ろに回り込み、撃墜を宣言したんだよね。
これが、記者さんの言う

>従来であれば、相手に気付かれないように死角に回り込むのは、パイロットの能力に依存する部分が多かった。

とはこういう事。

>格闘戦に強いF15に先行機となってもらい、撃たれたらF35で遠距離攻撃、ってなるのかな。F15のレーダーはリンクできないような気もしますけど…。

自衛隊の航空戦力は我が国の防空システム(JADGE)の拳なんでな、連携出来ないなんて事はないと思うけど。
あと、ボーイングがF-15をミサイルキャリア化(一機当たり16発の中距離空対空ミサイルを搭載)する改修案を提示しているので、将来後ろにいるのはF-15の方かもね。(2017/09/30 23:02)

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「空中戦のルールを変える最新鋭ステルス戦闘機」の著者

井上 孝司

井上 孝司(いのうえ・こうじ)

テクニカルライター、軍事研究家

日本マイクロソフトを退職後、1999年にテクニカルライターとして独立。主に技術解説記事を手掛け、IT分野から鉄道・航空・軍事まで幅広くカバーしている。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

>反射波が少なくてレーダーに映り難くなるということで、探知距離が短くなるだけで肉眼で見えるほどだと、最近のレーダー&火気管制システム&ミサイルならばあまり問題ないのではないか?

ロック岩崎こと故岩崎貴弘氏が航空自衛官でF-104Jにのっていた頃のお話。
米軍の当時最新であったF-15と格闘戦訓練をする事になり、結果勝利したわけだがその際に旧式機にのっていた岩崎氏がどういう戦術をとったかと言うと。
小型がゆえにレーダー反射面積の少ないF-104Jの機体属性を有効に利用し、かつF-15の正面を横切るように飛行する事によりレーダーに捕捉される事なく米軍F-15の後ろに回り込み、撃墜を宣言したんだよね。
これが、記者さんの言う

>従来であれば、相手に気付かれないように死角に回り込むのは、パイロットの能力に依存する部分が多かった。

とはこういう事。

>格闘戦に強いF15に先行機となってもらい、撃たれたらF35で遠距離攻撃、ってなるのかな。F15のレーダーはリンクできないような気もしますけど…。

自衛隊の航空戦力は我が国の防空システム(JADGE)の拳なんでな、連携出来ないなんて事はないと思うけど。
あと、ボーイングがF-15をミサイルキャリア化(一機当たり16発の中距離空対空ミサイルを搭載)する改修案を提示しているので、将来後ろにいるのはF-15の方かもね。(2017/09/30 23:02)

コメントが気になったので
>肉眼でも見られる程度に遭遇する事も有るでしょうが、その場合でも武器システムはレーダーに映らない以上、反応致しません。

反射波が少なくてレーダーに映り難くなるということで、探知距離が短くなるだけで
肉眼で見えるほどだと、最近のレーダー&火気管制システム&ミサイルならば
あまり問題ないのではないか?

まあ、日本のように、先制攻撃が許されない状況での利用は意義が薄くなると思う。

日本にはロックオンでミサイル撃たれたら自動発射し、
ロックした相手を追いけるが発射機体からの信号が生きている間は追いかけるだけの
特殊自衛ミサイルのほうが必要かも(2017/09/28 22:32)

軍事機密を危惧されている方がいらっしゃいますが、全て公開情報ですよ。公開情報を(言い方は悪いですが)理解しやすくまとめただけです。本当の軍事機密は公開などされません。
また接近戦・遭遇戦での日本における不利を危惧されている方もいらっしゃいますが、肉眼でも見られる程度に遭遇する事も有るでしょうが、その場合でも武器システムはレーダーに映らない以上、反応致しません。バルカン砲なら撃てるかもしれませんが、そんなものにみすみす当てられるパイロットは居ません。。。(2017/09/27 10:44)

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