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なぜ、マツダのデザインはカッコいいのか?

「日本の美」を取り入れて進化する「VISION COUPE」デビュー!

  • 廣川 淳哉=編集者

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2017年11月2日(木)

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 2017年10月24日、「東京モーターショー2017」開幕直前のタイミングで、マツダが「マツダ デザインナイト 2017」を開催。同社のブランディングの核となる「新世代店舗」に位置づける関東マツダ高田馬場店で、次世代ビジョンモデル「VISION COUPE」を世界初披露した。

マツダが発表したビジョンモデル「VISION COUPE」は、引き算の美学を重視したデザイン。今後のマツダデザインの方向性を指し示す

 マツダの次世代ビジョンモデルとは、マツタデザインの方向性を示すコンセプトカーだ。ショーの舞台を華やかに演出する“ショーカー”ではなく、今後発売されるマツダ車のカーデザインの行先を示している。

 VISION COUPEは、伸びやかで優雅なスタイリングの4ドアクーペ。ボディ側面には、キャラクターラインと呼ばれる造形上のラインは付けられておらず、これ以上ないほどシンプルに見える。だが、デザインが退屈だったり単調だったりするかというと、決してそうではない。むしろ、VISION COUPEにはこれまでにないほど大胆かつ繊細な造形が施されている。その造形の特徴は、走行中にボディに映り込む周囲の景色や光の移ろいとして現れる。VISION COUPEは、それらの動きでクルマに生命感をもたそうという考えに基づき緻密にデザインされているのだ。

 マツダデザインがカーデザインにおいて生命感を重視するのは、近い将来、クルマが自動運転などより単なる移動手段になってしまうのではないかという危機感があるからだ。生命感を感じさせるスタイリングにすることで、いつまでもクルマが“愛車”という存在であり続ける。そんな人とクルマの関係性を維持したいと考え、2010年からデザインテーマ「魂動デザイン」を掲げ、真に美しいクルマの造形を追求してきた。

 マツダの魂動デザインは、日本の美意識に根差した感性である「凛」と「艶」、さらに「動」という3つのキーワードによって構成されている。「凛」は研ぎ澄まされた品格。「艶」は命あるものが放つ色気。「動」はマツダの伝統ともいえるダイナミックな動きや、クルマと一体となり意のままに操るという意味の人馬一体を意味する。

コメント1件コメント/レビュー

"引き算"は大事ですね。
マツダもアテンザやアクセラが出たときには、「セダンやハッチバックに露骨にスポーツクーペのやり方を適用している」といい印象ではなかったです。
しかし他社がまるで「成形や加工技術の見本」のようなディテール過多の車をどんどん出す中ではむしろマツダ車の無駄な造形の少なさや全体のまとまりの良さが際立っている気がします。
他のメーカーでもアストンマーチンやジャガーにも似たような印象を受けます。また少しタイプが違いますがベントレーも同様にディテールを抑え全体のまとまりがあるように思います。
けれどもこれらは限られた顧客に選んでもらえればいい高価格車メーカー。マツダの場合伸びやかで大きな車ばかりを作る訳にはいかないと思います。現行のデミオはコンパクトなドライバーズカーという性格付けなのでサイズが比較的大きいのは仕方がないかも知れません。しかしこの先絶対的にコンパクトなサイズでいかに優れた魂動デザインができるか、期待しています。(2017/11/06 01:31)

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"引き算"は大事ですね。
マツダもアテンザやアクセラが出たときには、「セダンやハッチバックに露骨にスポーツクーペのやり方を適用している」といい印象ではなかったです。
しかし他社がまるで「成形や加工技術の見本」のようなディテール過多の車をどんどん出す中ではむしろマツダ車の無駄な造形の少なさや全体のまとまりの良さが際立っている気がします。
他のメーカーでもアストンマーチンやジャガーにも似たような印象を受けます。また少しタイプが違いますがベントレーも同様にディテールを抑え全体のまとまりがあるように思います。
けれどもこれらは限られた顧客に選んでもらえればいい高価格車メーカー。マツダの場合伸びやかで大きな車ばかりを作る訳にはいかないと思います。現行のデミオはコンパクトなドライバーズカーという性格付けなのでサイズが比較的大きいのは仕方がないかも知れません。しかしこの先絶対的にコンパクトなサイズでいかに優れた魂動デザインができるか、期待しています。(2017/11/06 01:31)

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