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ポルシェ最新鋭工場の「ここまでやるか」

急成長を支えるライプツィヒ工場を取材

2016年11月25日(金)

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 効率化を意識したCEOの施策により、1996年には主力車種911と多くのコンポーネントを共用するミドシップ2シーターオープンカー、ボクスターが誕生する。とはいえ、当時は911とボクスターのみのスポーツカー専業メーカーだったポルシェの年間生産台数は3万2390台。プリウスであれば日本国内で販売されるわずか2カ月分の台数、といったところだった。

 2000年、ライプツィヒ工場の基礎工事がはじまる。それはポルシェ初のSUV、カイエンの導入を見越してのものだった。カイエンは2002年に発売されるや大ヒットとなり、この年の年間生産台数は、一気に7万3284台に伸びた。その後も右肩上がりで生産台数を増やし(さすがにリーマンショックでは落ち込んだが)、2015年の生産台数は22万5121台。この20年でほぼ7倍になっている。

いざ、最新工場へ

 カイエンが約7万台、より小型のSUV、マカンが約8万台とこの2車種で半分以上を占める一方で、911やボクスター、ケイマンといったスポーツカーの生産台数も減少することなく、この数年間は合わせて5万台以上をキープし続けている。新分野を切り拓きつつ、従来の商品も競争力を失っていない。この辺がポルシェの強みといえるだろう。

 そしてライプツィヒ工場では2014年から、2代目パナメーラの量産開始にむけ約5億ユーロを投資した拡張工事が実施された。先日、2年越しの工事の完成を機に、新ラインの一部が報道陣向けに公開された。

工場の象徴であるメインエントランス。顧客向けの工場見学ツアーやドライビング講習会も実施される

 まず目にしたのは、新しい大型FR(フロントエンジン・リアドライブ)モジュラーコンポーネント「MSB」のボディショップだ。ここでは約200名のスタッフ、500台のロボットが働いており、最大6車種、年間最大約6万ユニットが製造可能という。パナメーラをはじめ、先日発表されたパナメーラのロングバージョンも生産開始しており、今後はシューティングブレークバージョン(リアにラゲッジスペースがあるワゴンタイプ)も追加される予定となっている。

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「ポルシェ最新鋭工場の「ここまでやるか」」の著者

藤野 太一

藤野 太一(ふじの・たいち)

フリーランスエディター/ライター

大学卒業後、自動車誌カーセンサー、カーセンサーエッジの編集デスクを経てフリーの編集者兼ライターに。日経ビジネスオンラインでは、連載開始時より「走りながら考える」のメンバーとして奮闘中。自動車関連の分野をはじめとしビジネスマンを取材する機会も多く日経トップリーダー、日経デジタルマーケティングなどにも寄稿する。JMS(日本モータースポーツ記者会)所属

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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