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「ソウルは火の海になる」のデジャブ

米海軍が「ムスダン」を撃ち落としたのか

2016年10月27日(木)

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10月15日、北朝鮮のミサイル発射失敗を米軍が韓国より先に発表。米軍による撃墜か、と憶測を呼んだ(写真=AP/アフロ)

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 米国と北朝鮮が「先制攻撃するぞ」と脅し合う。米軍による北朝鮮空爆の寸前まで行った1993-1994年の核危機が再燃したのだ。

ムスダン、相次ぎ失敗

10月15日と20日、北朝鮮が相次いでミサイルを発射しました。

鈴置:いずれも、米軍のコードネームで「ムスダン」と呼ばれる中距離弾道ミサイルと見られています。

 射程は3000キロ以上で、米領グアムを攻撃できるとされています。なお、両日とも「ムスダン」は1発ずつ。ともに発射直後に爆発した模様です。

まさか、米軍が撃ち落としたのではないでしょうね。

鈴置:そう思った人もいました。北朝鮮は核弾頭と米本土まで届くミサイルのエンジン開発に成功したと9月に発表したばかりです(「米国が北朝鮮を先制攻撃する日、韓国と日本は?」参照)。

 北はかねてから「米韓を核攻撃する」とも宣言していました(「朴槿恵(パク・クンヘ)は『北爆』を決意できるのか」参照)。

 もう、試射であろうと北朝鮮がミサイルを撃ったら、米軍がそれを撃ち落としても、何の不思議もないのです。

なぜか米国が先に発表

 それに10月10日から15日まで、黄海など韓国周辺海域で米韓海軍が合同軍事演習「Invincible Spirit(不屈の意志)」を展開中でした。

 10月10日の朝鮮労働党創建記念日に、北朝鮮が核実験やミサイル実験を実施するのを見込んで牽制するのが目的だったのです。

 米艦隊にはSM3(海上配備型迎撃ミサイル)を装備したイージス艦も加わっていました。北の弾道ミサイルを撃ち落とそうと思えば落とせた可能性が高いのです。

 もう1つ疑いをかき立てた理由がありました。15日の「ムスダン発射」をまず米軍が発表したからです。それも発射の約16時間後でした。

 UPI通信は米軍の発表を受けて「U.S. detects failed North Korean midrange missile test」を配信しましたが、配信時刻は日本・韓国時間で16日7時27分。一方、発射は15日12時33分でした。

 北のミサイルに関してはこれまで、発射して数時間以内に韓国軍が発表するのが通例でした。しかし、この時の韓国軍の発表は、米軍と比べても2時間も遅かったのです。

コメント22件コメント/レビュー

<2>

>北は、日本が硫黄島で試行しベトナムが本格的に採用して米軍を苦しめたトンネル構築を、大規模に実施しているに違いない

 だから何なんですか?。あなたはバンカーバスターという、一種のドリル爆弾の存在をご存じないのでしょうか。

>北朝鮮の核・ミサイル開発の目的は二つだろう。
一つは販売目的だろう。どんな政府、どんな組織にでも売るだろう。
もう一つは対中国だと思う

 これが朝鮮人工作員としてのあなたが、最も言いたいことですよね。<<北の核兵器は日米韓に向けられていない>>から予防攻撃は勘弁して欲しい、という話ですよね。でも日米共に、北朝鮮に最も与えてはいけない物は<<時間>>だ、ということがすでに周知されてしまいました。だから

>だから交渉と制裁で無為に過ごすしかない

 ということだけは絶対無い、と鈴置氏は言っているのですよ。そこまで理解した上で、鈴置氏に反論してあげてください。(2016/11/01 13:14)

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「「ソウルは火の海になる」のデジャブ」の著者

鈴置 高史

鈴置 高史(すずおき・たかぶみ)

日本経済新聞社編集委員

1977年、日本経済新聞社に入社。ソウル特派員(87~92年)、香港特派員(99~2003年と06~08年)などを経て、04年から05年まで経済解説部長。02年度ボーン・上田記念国際記者賞を受賞。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

<2>

>北は、日本が硫黄島で試行しベトナムが本格的に採用して米軍を苦しめたトンネル構築を、大規模に実施しているに違いない

 だから何なんですか?。あなたはバンカーバスターという、一種のドリル爆弾の存在をご存じないのでしょうか。

>北朝鮮の核・ミサイル開発の目的は二つだろう。
一つは販売目的だろう。どんな政府、どんな組織にでも売るだろう。
もう一つは対中国だと思う

 これが朝鮮人工作員としてのあなたが、最も言いたいことですよね。<<北の核兵器は日米韓に向けられていない>>から予防攻撃は勘弁して欲しい、という話ですよね。でも日米共に、北朝鮮に最も与えてはいけない物は<<時間>>だ、ということがすでに周知されてしまいました。だから

>だから交渉と制裁で無為に過ごすしかない

 ということだけは絶対無い、と鈴置氏は言っているのですよ。そこまで理解した上で、鈴置氏に反論してあげてください。(2016/11/01 13:14)

<1>

「米軍は北朝鮮を攻撃できない」の方へ

 今回は朝鮮人工作員の方がおとなしいなと思っていたのですが、最後の書き込みがあってから3日も経ってからというのは究極の後出しジャンケンですね(笑)。誰も見ていない所に書き込んでもきちんとお金は貰えるのでしょうか?

>この連載は繰り返し「米軍は真剣に先制攻撃を検討している」というが

 いきなり捏造ですか。鈴置氏は「先制攻撃」なんて言っていません。「予防攻撃」と言っているだけです。あなたの言う「先制攻撃」とは“全面戦争における最初の一撃”の事ですが、鈴置氏の言う「予防攻撃」とは“全面戦争を避ける為のピンポイント攻撃”の事です。あなたが最初から話をすり替えている以上、ここから先のあなたの話は全てあなた個人の妄想であって鈴置氏と何の関係も無い内容なのですが、一応最後まで反論しておきます

>アメリカはもう何代も前の大統領から経済制裁のほかは口撃しかしていない。「口撃しかできない」のが実情だと見るべきだ

 米国大統領は常にやる気満々でしたよ。予防攻撃が出来なかったのは歴代韓国大統領が<<綺麗事を言って>>それを阻止したからです。だから本来なら北朝鮮の核開発問題は全て韓国人の自業自得であり、米国のせいにするなんて<<とんでもない話>>だと私は思うのですが。

>理由は「中国共産党軍に陸上戦で勝てる見込みが立たない」からだろう

 違います。韓国大統領が米軍の攻撃を妨害したからです。

>米軍が北朝鮮を攻撃すれば中共軍の介入を招き第二次朝鮮戦争になる

 ならないように予防攻撃を行います。すでに中国の許可を取り付けたという情報も現在錯綜しています(確実ではありませんが)

>戦争、特に陸上での総力戦で、質は量に勝てない。第二次大戦の日本、ドイツ、朝鮮戦争の国連軍、ベトナム戦争の米軍、すべて質で優って量に負けた戦争だ

 あくまでも私個人の見解ですが、もし第二次大戦で日本が米国と戦ってなければ、日本は中国との戦争に勝利していたと思います。ベトナム戦争でも、北ベトナムをソ連が支援していなければ、米軍が勝利していたのではないでしょうか。

>数週間で半島は中共軍に制圧され、韓国政府は済州島で台湾化するのが精いっぱいだ。米国は残された米国人を取り戻すために土下座外交を強いられる

 ないですね。(2016/11/01 13:12)

この連載は繰り返し「米軍は真剣に先制攻撃を検討している」というが、米軍は北朝鮮を攻撃できない。
アメリカはもう何代も前の大統領から経済制裁のほかは口撃しかしていない。「口撃しかできない」のが実情だと見るべきだ。
理由は「中国共産党軍に陸上戦で勝てる見込みが立たない」からだろう。

米軍が北朝鮮を攻撃すれば中共軍の介入を招き第二次朝鮮戦争になる。仮に数日間で北朝鮮を崩壊させたとしても、中国は国内に北朝鮮亡命政府を作らせ、そこからの要請と称して反撃するだろう。
戦争、特に陸上での総力戦で、質は量に勝てない。第二次大戦の日本、ドイツ、朝鮮戦争の国連軍、ベトナム戦争の米軍、すべて質で優って量に負けた戦争だ。
第二次朝鮮戦争でも、中共軍に百万の人海戦術を採られると米韓同盟軍に成す術はない。十万機の戦闘ロボットを投入できる将来なら話しは別だが。
数週間で半島は中共軍に制圧され、韓国政府は済州島で台湾化するのが精いっぱいだ。米国は残された米国人を取り戻すために土下座外交を強いられる。


一方で、北朝鮮も「いかなる戦争でも単独で勝てる見込みは全くない」だろう。
北は、日本が硫黄島で試行しベトナムが本格的に採用して米軍を苦しめたトンネル構築を、大規模に実施しているに違いない。
最強のハリネズミとなった北も、経済的苦境により越境攻撃力はほとんどないと言っていい。
だから北の脅しはただの口撃だ。

北朝鮮の核・ミサイル開発の目的は二つだろう。
一つは販売目的だろう。どんな政府、どんな組織にでも売るだろう。
もう一つは対中国だと思う。金日成の時代から、金王朝を滅ぼし北を支配する意思と能力を持ちうる国は中国しかなかった。米国とその同盟国には、中共が存在する限り、その意思も能力もない。
北の金王朝にとって、頼りにも、致命毒にもなる、それが中共だ。


現状では、米国に北朝鮮を叩く能力はない。だから交渉と制裁で無為に過ごすしかない。
中国も北も南も日本政府も、そのことは承知している。誰も動かないのがその証拠だ。(2016/10/31 15:14)

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