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日本の火山活動は活発化しているのか

防災科学技術研究所 火山物理学 藤田英輔(1)

2015年10月10日(土)

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阿蘇山、箱根山、御嶽山など、このところ活発化しているように見える日本の火山だが、本当はどうなのか。2011年の東北地方太平洋沖地震の影響は?富士山は?そして、火山についていまどこまで分かっているのか――。地震や地殻変動の観測をもとに地下の現象を解明し、火山防災に取り組み、噴火の予知を目指す藤田英輔さんの研究室へ行ってみた!

(文=川端裕人、写真=藤谷清美)

 最近、火山の噴火に関するニュースをよく聞く。

 日本の火山は、ここのところ活発化しているのではないか。

 そう感じている人は多いと思う。本当のところ、どうなのか。

最近の火山は難しい

 茨城県つくば市の防災科学技術研究所には、地震・火山防災研究ユニットという組織がある。総括主任研究員の藤田英輔さんは、火山物理学を専門とする噴火メカニズムの専門家で、研究所の性質上、その応用としての防災にも深く関わってきた。今回、研究室にお邪魔することになった直接の動機は、「最近の火山(および火山研究)、どうよ」だ。

 各火山からの観測データをリアルタイムで監視する部屋のすぐ隣に会議室があって、テーブルを挟んで相対した。そして、まず最初に尋ねたのはまさにその点だった。

「それ、意外に難しい問いでして──」

 藤田さんはソフトな声でこたえつつ、パソコンから会議室のモニタに図表を出力した。

防災科学技術研究所、地震・火山防災研究ユニット総括主任研究員の藤田英輔さん。

「公開されている資料なので出してかまわないんですが、6月10日に開かれた気象庁の火山噴火予知連絡会で検討された火山のリストです」

 口永良部島、桜島、箱根山、御嶽山、西ノ島、蔵王山、吾妻山、草津白根山、阿蘇山、霧島山、雌阿寒岳、十勝岳、浅間山、とそのリストにはあった。

 やはり、最近、報道に挙がった火山の名前が並んでいるし、常時活動しているような、さもありなんという名前も多い。

日本各地の火山の現状。気象庁の第132回火山噴火予知連絡会(2015年6月10日)で重点的に検討された火山を黄色で示した。(画像提供:藤田英輔)

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「日本の火山活動は活発化しているのか」の著者

川端 裕人

川端 裕人(かわばた・ひろと)

文筆家

1964年、兵庫県明石市生まれの千葉育ち。日本テレビの記者を経て作家に。『夏のロケット』が第15回サントリーミステリー大賞優秀作品賞、「SFマガジン」で「青い海の宇宙港」を連載中。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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