• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

データで見るリオ五輪サッカーGL敗退の理由

先制点奪えず苦しんだ中でも見えた、微かな光

2016年8月30日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

リオ五輪の日本男子サッカーチームは、グループリーグで敗退する結果となった。(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

 ネイマールを擁する開催国ブラジルがドイツとのPK戦を制し、悲願の初優勝で幕を閉じたリオ五輪男子サッカー。1996年のアトランタ五輪以降6大会連続で出場し、前回のロンドン五輪でベスト4の成績を残しメダルにあと一歩まで近づいた日本の活躍も記憶に新しい。リオ五輪では「メダルを」と期待するメディアの声も少なからずあった。

 ただし、五輪サッカーは23歳以下の選手とオーバーエイジ3選手を加えたメンバーで構成されるため過去の大会の経験が直接、ピッチに立つ選手に生かされることがほとんど無い。だから難しい。

 今大会、初戦のナイジェリア戦で勝ち点を得られなかったこと、さらには、先制点を許してしまったことが、日本のグループリーグ(GL)敗退の暗示となっていたのかもしれない。実際、GLの初戦で勝ち点を奪えなかった国は全て、GLで敗退。トーナメントを含め全32試合で先制点を許して逆転したのは2試合しかなかった。

 本稿では、若い世代(U-23)のサッカー日本代表がリオで残した3試合のデータを見ながらその軌跡を振り返りたい。

「たられば」がないのがサッカーの厳しさ

 GL最終節まで、他力ながら決勝トーナメント進出の可能性もあったわけだが、そうはうまくことは運ばなかった。

 上の表にGL3試合の基本スタッツを並べてみた。毎試合得点を挙げたものの、最終節の65分まで日本がリードする状況が作れなかったことは、世界の厳しさの表れなのかもしれない。そしてナイジェリア戦では、支配率でも大きな差があり、枠内シュートこそ僅差だったが、シュート数では倍近い差があった。

 試合開始まで色々とピッチ外のことで騒がれたナイジェリアにカウンターパンチを喰らってしまった形だ。もしくは、日本の若い世代が世界のピッチに浮き足立っていたのかもしれない。前半開始と前半終了間際、さらには後半最初に得点を奪われたことが、最後まで日本がリズムを掴めず勝ち点ゼロという結果につながった。

 「たられば」はないが、先制点を奪われていなければ、前半の終盤に失点していなければ、後半開始後に日本が先に得点していれば、と後悔は尽きないだろう。

コメント0

「「ビッグデータ」で読み解く現代サッカーの神髄」のバックナンバー

一覧

「データで見るリオ五輪サッカーGL敗退の理由」の著者

永野 智久

永野 智久(ながの・ともひさ)

スポーツアナリスト/アンドスポーツ代表

「巧みなワザやコツの可視化」をテーマにスポーツ選手のパフォーマンスを定量的に評価する研究に取り組んでいる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

定年後の社会との断絶はシニアの心身の健康を急速に衰えさせる要因となっている。

檜山 敦 東京大学先端科学技術研究センター 講師