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データでも明らか…W杯出場に黄信号の日本代表

香川の復調を待つか、新たな一手を打つか?

2016年9月23日(金)

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2018年ロシア・ワールドカップ予選のタイ戦で先制点を挙げた原口元気(写真:中西祐介/アフロスポーツ)

 ホームにUAEを迎えて始まったロシアワールドカップ(W杯)アジア最終予選。本田のW杯予選6試合連続ゴールで一時的に楽観ムードが漂うも、UAEアハメド・ハリルの強烈なフリーキックがGK西川の手を弾いてゴールネットを揺らし、様子が変わり始めた。

 その後、追加点が奪えないまま後半9分に同じくアハメド・ハリルにPKを決められ逆転を許すと、これまでW杯予選で無敗と縁起の良い埼玉スタジアムは異様な空気に包まれた。後半30分から、この試合で放った27本のシュートのうち約半分になる13本のシュートを放つも、再びゴールネットを揺らすことはできなかった。

 この初戦を見る限りではW杯に出る資格はないチームと言わざるをえないだろう。続く第2戦はタイをアウェイで2-0と完封。多くの決定機を作るもなかなか追加点を奪えない時間が長く、一瞬の隙を突かれてあわや同点の場面もあった。2次予選とは明らかに異なる空気の中で、いよいよ始まった最終予選、この2試合で何が起こっていたのか、データを見ながら振り返りたい。

最悪の結果と最低限の結果に残る不安

 2試合ともに日本のボール支配率は60%を超えていたが、その数字がダイレクトに結果として勝敗に反映されないのがサッカーかもしれない。初戦となったUAE戦の開始15分までに日本が放ったシュートはゴールとなった本田の1本のみ。対して、UAEのシュートは2本。ただ日本はファーストシュートで幸先良く先制点を奪った。

 その後のUAEの2つのゴールは、いずれもセットプレーで、時間帯別(15分間隔)に見ると、シュートはいずれもゴールとなった1本しか記録されていなかった。うまくやられた格好だ。さらに総シュートでは日本(27本)がUAE(10本)の約3倍の数字を残しただけに悔しさが大きく残る結果となった。

 第2戦のタイ戦では、総シュート数で日本(21本)はタイ(3本)の7倍の数字を残し、2-0で完封。本田の決定的なシュートシーンでのミス、相手GKの好プレーもあり、圧倒的な試合内容に対して最低限の結果に満足できる日本人はどこにもいなかっただろう。最終予選は簡単に勝てる試合はないと言われるが、UAEもタイも、自動的にW杯出場権を得るグループ上位2枠を争う相手ではないと思われる。簡単に勝たなければW杯への道も遠のくばかりだろう。

コメント4件コメント/レビュー

現代表の実力が、わーるどかっぷに出場するに値しないから、出れそうもないだけ。
日本人は過剰評価しているのでは?
他国の専門家は、日本代表の実力をどの程度だと評価しているのだろうか?
ぜひ教えて欲しい。(2016/09/25 20:48)

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「データでも明らか…W杯出場に黄信号の日本代表」の著者

永野 智久

永野 智久(ながの・ともひさ)

スポーツアナリスト/アンドスポーツ代表

「巧みなワザやコツの可視化」をテーマにスポーツ選手のパフォーマンスを定量的に評価する研究に取り組んでいる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

現代表の実力が、わーるどかっぷに出場するに値しないから、出れそうもないだけ。
日本人は過剰評価しているのでは?
他国の専門家は、日本代表の実力をどの程度だと評価しているのだろうか?
ぜひ教えて欲しい。(2016/09/25 20:48)

香川が日本のエースであったことは無い。本田が責任感から点を取ろうとして中に入り過ぎて、中に人が溢れているが、本田も空振りするなど峠を越した。岡崎は小型ながらFWとして特殊例だった。これまでは日本は進歩していたが現在はピークを過ぎ下り坂である。
昔の様にサイドチェンジのパスを喜ぶのは流石にアギーレ、ハリルに言われて少なくなったが、サイドからゴール前へのパスに頼っても精度が低過ぎてシュートにならない。ゴール前にゴチャゴチャ入っても肝心のシュートは外す。日本はシュートが下手で、深層意識ではシュートが目的で得点が目的ではない。
ペナルティエリア外からシュートできるFWが居ない。同様に センターバックが手薄、ゴールキーパーも人材不足。余るほどいるのは身体の小さい球扱いの上手いMFだが、彼らはFWやCBに成れないからMFをやっている人材である。
日本のマスコミは香川や長友や宇佐美の様な身体のきゃしゃなMFが好きで、頑丈で我儘な釜本や闘莉央の様な選手を嫌うので、国民性としてサッカー選手は以前より小さく成ってきた。
ワールドカップで決勝トーナメントに残れば世界で強豪と言えるが、日本はその壁に跳ね返された事を気付いていない。日本サッカー協会は 外人監督の批判をするより WCに通用するFW、CB、GKを少数精鋭で育成しなければこうなる。球扱いの上手い小型MFは2,3人で十分である。
現在の日本流でも国際親善試合では勝てる。それで満足するか、世界で通用したいか選ぶ時かもしれない。(2016/09/25 01:17)

ゴール近くで細かいパスを繋いで得点というパターンに過剰に拘る日本のサッカーは守っている相手にとっても怖くないでしょう。実際に得点しようとして始めた細かいパスが得点に繋がって成功率は何%なのでしょう?それに比べて、朝のや岡崎がディフェンスの裏をとって得点する確立は高いように思える。当然、彼らが相手の裏に走り込んでもパスが来ない数え切れない努力があるから成功確率が高いように思えるだけかもしれません。でも、一旦パスが彼らにと終えれば止めをさせるという脅威を相手に与えることが大事。ちょろちょろパスを回しても相手にそれほど脅威を与えているのでしょう。兎に角、細かいパス回しで自分の責任を回避しているようにしか見えない。いつでもチャンスがあればシュートを打つという行動があるから、相手はシュートコースを押さえに来る。だからパスコースが開く。この理論なしにパスを回しているのは自己満足と責任回避でしかない。観ていてハラハラもドキドキもしない。全くエキサイティングでない。監督がいらだつのがよく理解できる。(2016/09/23 08:44)

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