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W杯逃しかねないハリルの「負けないサッカー」

苦戦が続くW杯アジア最終予選、データに表れた意外な戦況

2016年11月2日(水)

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ホームでのイラク戦は、後半アディショナルタイム、山口の劇的なゴールで辛勝した(写真:YUTAKA/アフロスポーツ)

 W杯アジア最終予選グループBで厳しい戦いを強いられている日本代表。10月の2試合を消化し、なんとか首の皮一枚でW杯出場の希望が残っている。

 ホームにイラクを迎えた試合では、原口の華麗なゴールで先制点を奪うも追いつかれ、アディショナルタイムに山口の劇的なゴールが生まれ勝ち点3を拾った。続くアウェイでのオーストラリア戦では、試合開始早々に原口のゴールで先制したが、後半立ち上がりに原口が自陣PA内で痛恨のファウルを犯し、そのPKを決められ、ドローのまま勝ち点1に終わった。

 10月の2試合で勝ち点4は一見悪くはない結果だが、最終予選初戦のUAE戦で勝ち点を奪えなかったことを鑑みると、十分とは言い難い結果だろう。本稿では、予想以上に苦戦したイラク戦とW杯予選でなかなか勝てないオーストラリア戦について、データを見ながら振り返りたい。

苦戦したイラク戦は意外だったのか?

 「最終予選に楽な試合はひとつもない」という、使い古された言葉で総括して済む話ではない。後半アディショナルタイム、山口の劇的なゴールでスタジアムは大歓声に包まれたが、データは褒められたものではなかった。

 上の表にイラク戦の主なデータを抜き出してみたが、特に30‐45分、45‐60分の時間帯では、シュート数、相手PA進入の回数がイラクを下回っていた。つまりイラクの時間となり、59分にはゴールを許してしまった。60分までのデータを見ると、シュート数、PA進入回数でイラクの方が日本を上回っていた事実を再認識しておく必要があるだろう。

 そして、75分までプレーしたFW岡崎はシュートを1本も打つことなくピッチを後にした。一方で、本田はチーム最多5本のシュートを記録したが枠内には1本しか収まらずゴールは遠かった。欧州の所属クラブでの出場機会が激減した二人の試合勘の鈍りが引き続き気になる点でもある。

 最終的には、DFラインの吉田を最前線に上げてのパワープレーに切り替え、なんとか帳尻を合わせることができたわけだが、次のアウェイではさらに厳しい展開になるだろうと予感させられた。ただ、山口のゴールには痺れた。

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「W杯逃しかねないハリルの「負けないサッカー」」の著者

永野 智久

永野 智久(ながの・ともひさ)

スポーツアナリスト/アンドスポーツ代表

「巧みなワザやコツの可視化」をテーマにスポーツ選手のパフォーマンスを定量的に評価する研究に取り組んでいる。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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