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37年間続けた店を「閉めます」

第11回 移転オープンで会社の“新しい顔”をつくる

2015年7月14日(火)

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東京都町田市にある小さな家電販売店「でんかのヤマグチ」。今年11月、町田駅から車で10分ほどのところにある現在の店を閉め、1km離れた場所に移転オープンする。37年続いた愛着のある店だったが、店の前を通る道路の拡幅に伴い、やむを得ず決断した。しかし、山口社長は移転オープンを前向きに捉え、心機一転商売を始める。今回は新店オープンまでの計画を説明する。

 ヤマグチの店は、東京の町田駅から車で10分ほど離れた場所にあります。駅からは5km弱離れていますので、歩いて来店するのは、ちょっと大変です。そのせいもあって、お客さんは車で来る人が結構たくさんいます。

 車で来店するお客さんにとっては、今の店は比較的アクセスのいい場所にあります。店のすぐ前に町田街道という幹線道路が通っており、運転しやすいからです。ところが、この町田街道が拡幅することになってしまったのです。そのため、今年11月、店を移転オープンすることにしました。

 移転オープンするのは、今の店から1km離れた道路沿いの場所です。たまたま私の兄が土地を持っていたので、そこに店舗を建ててもらい、ヤマグチが借りることにしました。

 拡幅する町田街道は東京都の道路なので、今回の移転に伴う支援金は出してもらえます。ただ、それだけでは費用が足りませんから、主に当社の負担で店を移します。

町田街道沿いにある現在の店舗。移転に伴い、今年9月末で閉店する

昔ながらの店構えに愛着を持つ顧客も

 今の店を開いてから37年がたちます。オープン以来、一度も場所を移っていないので、地元の人にとっては愛着があります。近隣に住む高齢のお客さんの中には、毎日の散歩コースにしている人もいます。「この場所から移ってしまうと残念だわ」と言われることもしばしばです。

 毎週実施するイベントも、この場所で開いてきました。私や社員にとっても慣れ親しんだ店だけに閉めるのは、寂しい気がします。しかし、道路の拡幅という現実は変わりませんので、心機一転、経営を強化するいいチャンスと捉えることにしました。

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「他店より高い! 「でんかのヤマグチ」 “高売り”の秘密」のバックナンバー

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「37年間続けた店を「閉めます」」の著者

山口 勉

山口 勉(やまぐち・つとむ)

ヤマグチ代表取締役

1965年に東京・町田市でパナソニック系列の家電販売店「でんかのヤマグチ」を創業。90年代後半、大手量販店の進出を受け、訪問販売を主軸にきめ細かなサービスを提供する経営へ転換。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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