• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

在庫の「見える化」には“裏技”がある?

星取表にすると、複数の情報が一目で分かる

2016年7月28日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

東京の郊外、町田市で“稼ぐ町の電器店”として知られる「でんかのヤマグチ」。山口勉社長は、かつて煩雑を極めた倉庫と店の在庫管理をちょっとした工夫で非常に分かりやすくした。新たなシステム投資などは不要。視点を変えただけで在庫がすっきり「見える化」できる秘訣を今回は紹介する。

 在庫管理。この言葉に皆さんはどのようなイメージを持つでしょうか。「重要であることは分かっているけれど煩わしい」。こういう印象を持つ人が多いのではないでしょうか。実は何を隠そう私自身が、かつてそのようなマイナスのイメージを持っていました。

 話は25年ほど前にさかのぼります。一時、6店まで広げた店数を1店だけに減らし、経営資源を集中しました。6店が1店になったわけですから、在庫管理といえば、基本的には店のバックヤードと倉庫だけ。シンプルになったはずでした。

 ところが、話はそう簡単にはいかなかったのです。

 例えば、エアコンが店のバックヤードに3台、倉庫に7台で合計10台あったとします。夏場、気温がいきなり高くなって、Aというエアコンが急に売れ始めると、さあ大変。「店の在庫は全部売約済みなんだよ。倉庫に今エアコンA何台ある? 7台? じゃあ、次のお客さんに『今買えば、すぐ取り付けられます』と言えるよね?」。こうしたやり取りを電話でしていると、今度は外回りの訪問営業担当者から「今、エアコンAの在庫何台ある?」とまた問い合わせが入る……。もともとの在庫数を正確に把握していない社員が多かったこともあり、こうした確認作業の繰り返しで疲弊していたのです。

移転前の旧・木曽店。25年前、ヤマグチの在庫管理は煩雑を極めていた

在庫管理表を“星取表”化

 「何とかしなければ社員が倒れてしまうし、商品の売り時も逃してしまいかねない」。危機感を抱いた私は、在庫管理表を見直すことにしました。それまでは単にエアコン、洗濯機、冷蔵庫など商品カテゴリーごとに型番と卸値、売価、在庫数などを数字で書いた単純な一覧表でした。それを“星取表”化してみたのです。

コメント0

「他店より高い! 「でんかのヤマグチ」 “高売り”の秘密」のバックナンバー

一覧

「在庫の「見える化」には“裏技”がある?」の著者

山口 勉

山口 勉(やまぐち・つとむ)

ヤマグチ代表取締役

1965年に東京・町田市でパナソニック系列の家電販売店「でんかのヤマグチ」を創業。90年代後半、大手量販店の進出を受け、訪問販売を主軸にきめ細かなサービスを提供する経営へ転換。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

意外なことに、伝統的な観光地が 訪日客の誘致に失敗するケースも 少なからず存在する。

高坂 晶子 日本総合研究所調査部主任研究員