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低燃費・低騒音の最先端小型機が日本を変える

小型機開発競争でリードするエアバスの強みとは?

2016年4月7日(木)

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 今年度、日本の空では小型機が大きな転換期を迎える。全日本空輸(ANA)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD)が、エアバスA320型機のエンジンを低燃費・低騒音の新型に換装した「A320neo」の導入を始めるからだ。

 ANAHDは、2014年3月27日に標準座席数1クラス180席のA320neoや、同220席のA321neo、国際線長距離路線で運航しているボーイング777-300ER型機の後継機777-9Xなど、5機種70機を発注すると発表。同年7月31日には、正式発注に切り替えたことを明らかにした。ANAグループとして過去最大の発注機数、投資額となった。

 既にA320neoの初号機は2016年1月にルフトハンザ ドイツ航空へ引き渡され、定期便に投入されている。機体の全てが新設計だったボーイング787型機とは異なり、エンジン換装型のA320neoは、就航後に大きなトラブルは起きていないようだ。

ルフトハンザが導入したA320neo。既に定期便にも投入されている(写真:エアバス提供)

 ライバルのボーイングも今年1月29日には、小型機737の発展型で、新型エンジンを採用した「737 MAX」の初飛行に成功した。A320も737も、ANAやJALのようなフルサービス航空会社だけではなく、LCC(格安航空会社)に人気の機種。日本の空を飛ぶ日も、そう遠くはないだろう。

ボーイングの737 MAXも初飛行に成功した(写真:吉川 忠行)

 燃油費に運航コストの多くを割かれる航空会社にとって、機体の燃費の良し悪しは大きな問題だ。低騒音についても、空港と住宅地が隣接する日本などでは、新機材に不可欠な要素と言える。A320neoや737 MAXはどのような機体で、日本の空に何をもたらすのか。

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「低燃費・低騒音の最先端小型機が日本を変える」の著者

吉川 忠行

吉川 忠行(よしかわ・ただゆき)

Aviation Wire編集長

ライブドアで同業初の独自取材部門「ニュースセンター」立ち上げに参画。ライブドア事件も内側から報じる。退職後はAFP通信社等で取材を続け、2012年2月Aviation Wire創刊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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