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MRJの成功阻む「売ってやる」という姿勢

世界最大のライバルに劣後する国産旅客機

2016年5月13日(金)

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 5月10日、世界的ベストセラーの小型機が日本に初めて就航した。ブラジルのエンブラエルが手掛けるエンブラエル 190(E190)型機だ。100席クラスのこの機体は、国産初のジェット旅客機、三菱航空機の「MRJ」と同程度の大きさ。地方間を結ぶ路線がターゲットだ。

世界各国の航空会社が導入しているエンブラエル190(撮影:吉川 忠行、ほかも同じ)

 E190を国内初導入したのは、日本航空(JAL)グループのジェイエア。大阪の伊丹空港を拠点に、北は女満別から南は鹿児島まで、JALの国内線のうち約2割を運航している。

 ジェイエアは2001年4月、カナダのボンバルディア社が製造するCRJ200型機(1クラス50席)を導入。リージョナルジェット機を国内で初導入し、2009年2月からは、1クラス76席のエンブラエル 170(E170)型機を就航させている。

 E190はE170の派生型で、胴体はE170と比べて全長が6.3メートル伸びて36.2メートル、全幅が2.7メートル広がり28.7メートル。座席数をジェイエア仕様で比べると、E190は19席(1.25倍)増やして2クラス95席とした。

 JALは2014年8月、現在の主力であるエンブラエル機の追加発注と、MRJ導入を同時に発表。ジェイエアの機材をエンブラエル機にいったん統一し、2021年から7年程度かけ、MRJを32機導入していく。

 新型エンジンによる低燃費や低騒音を売りとするMRJ。しかし、最大のライバルであるエンブラエルも、同じシリーズのエンジンを採用した次世代機「E2」シリーズの開発を進めており、最初の機体である「E190-E2」(1クラス106席、2クラス97席)は、2月25日にロールアウトした。

 直接MRJとぶつかるライバルが、このE190-E2であり、そのベースモデルがE190なのだ。

 MRJと同じサイズの機体が国内に初めて就航した今、改めてMRJの課題や企業体質、ライバルの動向を見てみよう。

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「MRJの成功阻む「売ってやる」という姿勢」の著者

吉川 忠行

吉川 忠行(よしかわ・ただゆき)

Aviation Wire編集長

ライブドアで同業初の独自取材部門「ニュースセンター」立ち上げに参画。ライブドア事件も内側から報じる。退職後はAFP通信社等で取材を続け、2012年2月Aviation Wire創刊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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