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LCCの客は、日本人だけではない

台北深夜便で黒字化目指すジェットスター・ジャパン

2015年12月9日(水)

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 国内LCC(格安航空会社)の、日本と台北を結ぶ路線が増えてきている。

 関西国際空港を拠点とするピーチ・アビエーションはこの8月、羽田空港発着の台北線を開設。深夜早朝便ながら、国内LCCが初めて羽田に乗り入れたことはインパクトが大きかった。羽田から最初の国際線の就航地が台北というのも、日本と台湾双方から需要が見込めることの現れだ。

 現在、台北の桃園空港に乗り入れる国内LCCは3社。ピーチのほか、成田国際空港からはバニラエアとジェットスター・ジャパンが乗り入れている。

 ピーチは関空から台北へ1日3往復、那覇からは1日1往復、冒頭の羽田からは1日1往復飛ばしており、合わせると日本から1日5往復運航している計算だ。バニラエアは2013年12月の就航と同時に台北線を開設し、現在は成田発着便を1日4往復飛ばしている。

11月27日、成田から台北へ就航したジェットスター・ジャパン(撮影:吉川 忠行、ほかも同じ)

 そして11月27日、ジェットスター・ジャパンが成田から台北へ就航した。当初は週3往復で、12月23日から1日1往復に増便する。同社の国際線1路線目は、今年2月に就航した関空~香港線で、2路線目は6月に就航した成田~香港線だ。成田~台北線は3路線目で、台北は香港に続く海外2都市目の就航地になった。

 ジェットスター・ジャパンの台北路線は、成田便を皮切りに、12月11日から関空便、12日からは中部空港(セントレア)便が就航し、計3路線になる。ともに週3往復で運航を開始し、関空便は成田便と同じ12月23日から、中部便は翌24日から1日1往復のデイリー運航となる。

 国内に4社あるLCCのうち、3社がひしめく台北。2016年4月には、日本市場への再参入を目指すエアアジア・ジャパンも、中部を拠点に札幌と仙台、台北の3路線を同時開設する計画だ。

 ジェットスター・ジャパンは2012年7月の就航以来、赤字が続いており、9月に発表した2015年6月期通期決算も、純損益が75億7100万円の赤字(前期は111億100万円の赤字)だった。株主の豪州カンタス・グループや日本航空(JAL)から、たびたび増資を受けている。

 国内LCCで台北に就航する3社のうち、同社にとっては単なる新路線というよりも、黒字化への弾みとなるか否かという重要な路線と言えるだろう。

 ジェットスター・ジャパンは2017年6月期に黒字化する目標を立てている。旺盛な訪日・訪台需要を取り込むことは目標達成に不可欠。だが同時期に就航したピーチは、既に台湾で地位を固めつつあり、決算も2期連続黒字を達成するなど好調で、ジェットスター・ジャパンとは対照的だ。

 そもそもジェットスター・ジャパンは、なぜ赤字続きなのか。そして台湾から訪日需要の取り込みが黒字化につながるのか。

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「LCCの客は、日本人だけではない」の著者

吉川 忠行

吉川 忠行(よしかわ・ただゆき)

Aviation Wire編集長

ライブドアで同業初の独自取材部門「ニュースセンター」立ち上げに参画。ライブドア事件も内側から報じる。退職後はAFP通信社等で取材を続け、2012年2月Aviation Wire創刊。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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