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ジェブ・ブッシュが共和党の大統領候補になる理由

敬虔なカトリック信者は絶大な資金力を誇る

2015年6月24日(水)

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共和党の大統領候補として名乗り上げたジェブ・ブッシュ氏(ロイター/アフロ )

 「僕はどちらかと言えば内向的なんです。でも大統領になりたい」

 2016年に行われる米大統領選に正式に出馬したジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事(以下ジェブ)は15日、周囲の記者たちに自分の性格に関する本音とも受けとれる発言をした。

 昨年から共和党の本命と言われてきたジェブだが、自身を「内向的(I’m introverted)」と認めたことで、今後の選挙レースで波紋が広がるかもしれない。

 というのも、この発言は、内向的な人間が世界のリーダーである米大統領の職務をこなせるのかとの根源的な疑問を米市民に生じさせるからだ。政策を議論する前に、人間としての資質を問われる。

 ジェブ批判の急先鋒にいるのが16日に出馬表明した不動産王のドナルド・トランプ氏だ。ケーブルテレビ局MSNBCに出演した同氏は容赦なくジェブをけなした。「いい人だとは思うよ」と言ったあと、「でも(大統領が)本当にやりたいのではないでしょう。だから幸せな男ではないんですよ。エネルギーがみなぎってないもの。彼が選挙に勝てるとは思えない」。

 批判はライバル候補からだけではない。保守派のコラムニスト、レイハン・セイラン氏も「スレイト」誌に手厳しい意見を寄せた。「ジェブは撤退すべきだ。ブッシュ家の威光はもう薄れてしまっている。錆びている。共和党は変化を必要としており、ジェブはもう党の負債に過ぎない。共和党の代表になれたとしても、本選挙で勝てるとは思えない。今秋にも選挙戦から辞退するべきだ」。

 一般有権者からも、ジェブの庶民的な風貌は米国のトップとして物足りないとの声が上がっている。トランプ氏が指摘する通り、嵐のなかを突き進んでいけるだけの強いエネルギーをジェブから感じられないらしい。

 米国では協調型の政治家よりも、強いリーダーシップを発揮する人物が重宝される傾向がある。自身を内向的と言ってしまっては、有権者の心を揺さぶることはできない。

高校生の時に目染めた人と熱愛結婚

 ジェブは1953年にテキサス州ミッドランド市で生まれ、ヒューストンで育っている。ジェブという名前はニックネームで、本名はジョン・エリス・ブッシュ(John Ellis Bush)だ。本名の頭文字である「J・E・B」をとってジェブと呼ばれるようになった。

 高校生の時にメキシコに交換留学生として行った時、現在の妻コロンバさんと出会っている。熱烈な恋愛の末、21歳で結婚。式当日になって初めて正式に両親とコロンバさんを会わせるという「事後報告」だった。当時からスペイン語に通じており、現在も家庭での会話はスペイン語の方が多いくらいだ。

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「ジェブ・ブッシュが共和党の大統領候補になる理由」の著者

堀田 佳男

堀田 佳男(ほった・よしお)

ジャーナリスト

1957年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業後、アメリカン大学大学院国際関係課程修了。米情報調査会社勤務後、90年にジャーナリストとして独立。政治、経済、社会問題で取材活動をつづけ、滞米25年後に帰国。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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