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オランダ型「黄金の三角形」は日本でも可能か

産学官連携に必要な視点

2016年6月17日(金)

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 米国やオーストラリアと違い、農地の狭い日本にとって、農業を強くするためのモデルとされているのがオランダだ。オランダはなぜ、米国に次ぐ世界2位の農産物輸出国になれたのか。それを理解するためのヒントになるセミナーが13日に都内で開かれた。

 セミナーを主催したのは農林中央金庫と農林中金総合研究所、農業・食品分野の研究で世界的に有名なオランダのワーゲニンゲン大学、同国に拠点を置く欧州の金融大手のラボバンクだ。農林中金とラボバンクが昨年提携したことをきっかけにセミナーが実現した

 「日本は農業の成長産業化をいかに進めるかが課題になっている。日本はオランダに学ぶべき大きなポイントがある」。農中総研の柳田茂専務は開会のあいさつでこう話した。日本にはないオランダの強みとは何か。柳田氏はそれを「オランダの農業の競争力の源泉は産学官の『ゴールデントライアングル』にある」という言葉で表現した。

「農業のイノベーションが変化している」

 技術革新の必要性を説いたのは、日大の宮部和幸教授だ。「農業のイノベーションが変化している。従来は生産技術の開発に集中していたが、いまはイノベーションの領域が拡大し、担い手も多様化した」。具体的には、革新の対象が生産技術から食品や医療、環境に広がり、それを公的研究機関や大学、食品メーカー、情報関連企業などが担うようになったと指摘。「産学官の連携への関心が高まっている」と話した。

「農業のイノベーションが変化した」と話す日大の宮部和幸教授

 またもや焦点は政府と学界、民間の連携だ。ではオランダは3者の連携をどうやって進めてきたのか。以下、セミナーに出席したワーゲニンゲン大学のヨス・フルステーヘン主任研究員と、ラボバンクのグローバルストラテジストのディルク・ヤン・ケネス氏の発言から考えてみよう。

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「オランダ型「黄金の三角形」は日本でも可能か」の著者

吉田 忠則

吉田 忠則(よしだ・ただのり)

日本経済新聞社編集委員

1989年京大卒、同年日本経済新聞社入社。流通、農政、行政改革、保険会社、中国経済などの取材を経て2007年より現職。2003年に「生保予定利率下げ問題」の一連の報道で新聞協会賞受賞。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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