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ニンジャが畑にやってきた

「修行やりたい!」子どもの笑顔が農地を守る

2015年8月28日(金)

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 「左手で鯉口を切り、右手で柄を持つ。左手、左足を引いて抜刀。正眼の構え。えいっ!」。東京都国立市、JR谷保駅に近い田園地帯で、忍者の鋭い声が響いた。集まった子どもたちも、忍者の動きに合わせ、おもちゃの刀をかけ声とともに振り下ろす。「え~いっ!」。今回は、2月26日にアップした「ニンジャが畑を守る意味」の続編だ。

テレビ業界から農業の世界に転じた小野淳さん

 子どもたちが忍者修行をしたのは、小野淳さんが運営するイベント農場の「はたけんぼ」だ。小野さんはテレビ番組の製作会社に勤めていたが、フィリピンで農地の復旧に挑む高齢の日本人の姿に打たれ、農業の世界に身を投じた。農場では、元テレビマンとしてのノウハウをいかし、婚活イベントや大学サークルのイベントなどを開いている。

 「はたけんぼ」でのイベント「忍者に学ぼう―心・技・体」は、7月18日と8月14日に開かれた。黒装束で子どもたちを指南したのは、東京都あきる野市の民家「養沢 野忍庵(やにんあん)」を拠点に、忍術修行のプログラムを主宰している甚川浩志さんだ。

手裏剣、弓矢、兵糧丸

忍者の技と心を伝える甚川浩志さん(国立市のイベント農場「はたけんぼ」で)
手裏剣の練習。この子はとても上手だった

 1回目のメーンプログラムは、抜刀術と手裏剣の練習。くるくる回して投げる十字手裏剣ではなく、太めの箸を棒手裏剣にみたてて投げる。これを素人が真っすぐ投げるのは至難の技で、簡単には的の畳に刺さらない。それだけにうまく刺さると、子どもの表情が輝いた。

 2回目は、小刀を使った弓矢づくりと、保存食の「兵糧丸」づくり。兵糧丸はそば粉と上新粉をベースに蜂蜜やゴマ、かつお節、ニンジン、梅肉などを混ぜてつくる。粉を練るのに日本酒を使うという説明を聞くと、子どもが「ねえ、お酒大丈夫」と心配そうな声をあげ、笑いを誘った。

つくったばかりの弓矢で的を射る
保存食の兵糧丸。1カ月はもつという

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「ニンジャが畑にやってきた」の著者

吉田 忠則

吉田 忠則(よしだ・ただのり)

日本経済新聞社編集委員

1989年京大卒、同年日本経済新聞社入社。流通、農政、行政改革、保険会社、中国経済などの取材を経て2007年より現職。2003年に「生保予定利率下げ問題」の一連の報道で新聞協会賞受賞。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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