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やはり、IoTでおっかないことは起こるんですよ

予測分析の進化がもたらす世界(孫 泰蔵さん 第1回) 

2017年3月13日(月)

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 孫泰蔵さんは、東京大学在学中にYahoo! JAPANの立ち上げに参画したことを皮切りに、世の中の最先端を行くビジネスを次々に手がけてきた方。一度はお会いしたいと思ってきました。

 ただ一方、最先端を行く経営トップだけに、近寄りがたいに違いないし、恐らくファッションにあまり興味がないのかもと、勝手な想像を抱いていたのです。 それがあるイベントでご一緒してびっくり。よく似合う装いをされていて、とてもおしゃれ。しかも、お話がわかりやすくて柔らかい。これは是非、お話を聞いてみたいと思ったのです。早速、お願いしたところ、快く引き受けていただきました。

 聞いてみたいと思っていたのは、何といっても、AIやロボット化が進む中、日本の未来はどうなるのか、否、世界の未来はどうなるのか?大きな質問に対して、孫さんの壮大な構想をうかがうことができました。

孫 泰蔵(そん・たいぞう)氏
Mistletoe株式会社 代表取締役社長兼CEO 1972年生まれ。佐賀県出身。東京大学在学中にYahoo! JAPANの立ち上げに参画。その後、インターネットのコンテンツ制作、サービス運営をサポートする会社を興す。2002年、ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社を設立、デジタルエンターテインメントの世界で成功をおさめる。その後も、様々なベンチャーの創業や海外企業との大型JVなど、ある時は創業者、ある時は経営陣の一人として、一貫してべ ンチャービジネスに従事した後、2009年に「2030年までにアジア版シリコンバレーのベンチャー生態系をつくる」として、スタートアップのシードアクセラレーターMOVIDA JAPANを設立。2013年、単なる出資にとどまらない総合的なスタートアップ支援に加え、自らも事業創造を行うMistletoe株式会社を創業。21世紀の課題を解決し、世の中に大きなインパクトを与えるようなイノベーションを起こす活動を国内外で本格的に開始、ベンチャーの活躍が、豊かな社会創造につながることを目指している。(写真:鈴木 愛子、以下同)

まず、オフィスの内装を「再発明」しました。

川島:孫さんのオフィスは、外苑前にある神宮球場の真向かいのビルの2フロアをどーんと使っています。エレベーターを降りると、ビルの外見からは想像もつかない見晴らしのいい空間が広がっていて驚きました。

:実はある意味全部自作なんです(笑) 

川島:なんと!

:こちらのビルには2フロアを借りています。引っ越してきたのは2015年末。当初、内装をすべてリニューアルしてもらおうと見積もりを取ったら、予想以上の値段を言われてしまった。で、「それはないな」と思ったんです。

 僕が起業家になって20年くらいたちますが、新しい仕事を手がけるたびに引っ越してはオフィスも新しくし、次のビジネスを始めるときにはそれを壊して次のところに引っ越す、というのを繰り返してきました。正直、いつも内心「もったいないなあ」と感じていた。

川島:せっかくきれいなオフィスを作っても、次に引っ越す時は全部壊しちゃう。たしかにもったいないです。

:そこで、今回のこのオフィスに関しては、アイデアを出しました。いずれまた引っ越すだろうから、そのとき内装も一緒に引っ越せるようにしたい、と。さっそく若い建築家に頼んでアイデア出しをしてもらいました。ところが当初、出てくるアイデアが面白くなくって、ダメ出しの連続。で、ある日、建築家が「最適な部材を見つけました」と言って持ってきたのが、建築現場の足場だったんです。

川島:なるほど。このオフィスの枠、工事現場にある足場を使っているんですね。

:はい、足場です。骨格をとめている金具は1個400円くらいでリーズナブル。JIS規格で大量生産され、使われているものです。この足場をベースに、間伐材や再生材を組み合わせて、内装にしちゃおうと思ったんです。

川島:面白い! よく見ると、この会議室と隣りの会議室との仕切りも、突っ張り棒みたいに足場を組んで、そこにホワイトボードを嵌め込んだもの。仕切りだけじゃなくて、机にも机の脚にも金具が使ってありますね。

:このオフィスでは、オフィス家具も、内装の設計の考え方を流用しています。この机は、天面に間伐材を、脚は足場のボルトを使っている。その他、用途によって、金網やガラスなどをボルトでつないでいます。壁ばかりを立てちゃうと圧迫感が出てしまうので、ガラスを使ってオープンにする部分も作りました。オフィスぜーんぶ、足場の構造をもとに作ったんです。

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「やはり、IoTでおっかないことは起こるんですよ」の著者

川島 蓉子

川島 蓉子(かわしま・ようこ)

ifs未来研究所所長

ファッションという視点から、さまざまな分野の企業のブランド作りなどのプロジェクトにかかわる。日経MJ、ブレーン、読売新聞などで連載を持つ。2013年から現職。多摩美術大学非常勤講師。Gマーク審査委員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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