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「仕事が来なければ1年で解散」と決めてました

大人気デザイナーが語る「デザイン」と「経営」(佐藤オオキさん、第1回)

2017年9月14日(木)

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 「ネンド」は、企業のブランディングをはじめ、空間、製品、広告、プロモーションなど幅広い活動を展開しているデザイン会社です。率いているのは、デザイナーの佐藤オオキさんと、マネージャーを務める伊藤明裕さん。設立当初からのコンビで、二人の絶妙な会話がやりとりされるインタビューは軽妙で楽しい。しかも、狭い領域のデザインにとらわれず、枠組みを越えた発想についての話は、どんどん広がっていくのです。

 特にここ数年、佐藤オオキさんは、雑誌やラジオなど、マスコミへの露出も頻繁で、今や売れっ子デザイナーの筆頭にいると言っても過言ではありません。

 デザインはビジネスにどう活かせるのか。
デザインを通して経営トップとどうかかわるのか。
これからデザインという仕事はどう形態を変えていくのか。
ネンド流の「デザイン」と「経営」について、うかがいます。

佐藤オオキ氏
nendo(ネンド)代表。
1977年カナダ生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科建築学専攻修了、同年、ネンドを設立。2005年にはミラノオフィスを設立。06年にはニューズウィーク誌の「世界が尊敬する日本人100人」に選ばれる。
コカ・コーラやルイ・ヴィトンから大正製薬やロッテ、日清食品など国内外にクライアントを持ち、プロダクト、 グラフィック、インテリアから建築と多岐に渡ってデザインを手掛ける。
作品はニューヨーク近代美術館のほか、パリ装飾美術館、英ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館など世界の美術館に収蔵されている。
日本のグッドデザイン賞を11作品で受賞。そのほかエル・デコ誌の賞を最年少で受賞するなど、各国のデザイン賞を受賞。「佐藤オオキのボツ本」(日経BP社)ほか著書も多数。(写真=大畑陽子、以下同じ)

大学時代に数千万円稼いでました。

川島:佐藤オオキさんと言えば、国内はもとより、世界で名を馳せている有名デザイナーのひとりです。子供の頃からデザインに興味があったのですか?

佐藤:いえ、子供の頃は、近所の白樺林に行って、ひたすら木の皮を削っていました。

川島:白樺林?

佐藤:ええ。父親の仕事の関係で、カナダ・トロント生まれで、近所に白樺林があったんですね。白樺のあの白い皮を一本一本削って、普通の森にしたいなとなぜか思ってた。その作業を一人ぽっちでやっていたんです。友達も誘ったんですが、誰も面白がってくれなくて(笑)。

川島:かなり変わったご趣味ですね。では、その後、大きくなってからデザイナーになりたいと思ったんですか?

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「「仕事が来なければ1年で解散」と決めてました」の著者

川島 蓉子

川島 蓉子(かわしま・ようこ)

ifs未来研究所所長

ファッションという視点から、さまざまな分野の企業のブランド作りなどのプロジェクトにかかわる。日経MJ、ブレーン、読売新聞などで連載を持つ。2013年から現職。多摩美術大学非常勤講師。Gマーク審査委員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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