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日産は「立ち位置」を見失っていた

日産自動車 専務執行役員 星野朝子さん(1)

2015年11月27日(金)

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矢沢永吉が、電気自動車に乗る日

川島:この春、星野さんは日産自動車の専務取締役に就かれました。同社では初の女性専務、ですよね。

星野朝子(ほしの・あさこ)
日産自動車 専務執行役員
1983年3月慶応義塾大学経済学部卒業、88年ノースウエスタン大学ケロッグ経営学大学院修士課程修了(MBA取得)。83年4月日本債券信用銀行入社、89年社会調査研究所に転職し主任研究員、2001年インテージ(旧・社会調査研究所)役員理事、立命館大学経営学部非常勤講師、2002年4月早稲田大学理工学部非常勤講師、日産自動車入社、VP市場情報室担当。2006年4月同社執行役員市場情報室担当、2011年4月同社執行役員コーポレート市場情報統括本部担当、2014年4月同社常務執行役員コーポレート市場情報統括本部担当、2015年4月同社専務執行役員日本マーケティング本部、日本営業本部、営業支援本部、フリート事業本部、M&S-J企画部、M&S-J業務部 担当。
(写真:鈴木愛子、以下同)

星野:ええ。

川島:しかも星野さんは、日産の「生え抜き」社員じゃなくて「外様」。2002年、リサーチとマーケティングを手掛けるインテージの役員から、カルロス・ゴーン社長兼CEO(最高経営責任者)に引き抜かれました。日産自動車の市場情報室長から、2006年に女性初の執行役員、2014年春には常務執行役員。すごいですね。

星野:ありがとうございます(笑)

川島:自動車会社って、純血主義で、しかも男性が中心のマッチョなイメージがあるんですが。

星野:あはは、そうかもしれないです。その意味で私の存在は、確かに、これまでの日産にとっては異色かもしれません。

川島:今のお仕事のテリトリーは?

星野:日本国内の販売の仕事全体を見ることです。商品企画から、マーケティング、セールス、ですね。

川島:新しいクルマの企画から販売、そして顧客サービスまで、つまり自動車ビジネスの源流から河口まで全部見る、ということですね。

星野:日本国内における日産のクルマに関しては、ほぼすべてのプロセスを見ています。

川島:日本のクルマメーカーのトップマネジメントを、女性である星野さんが担っているのは画期的なことですね。そんな星野さんにうかがいたい。日産自動車のブランド、「日産らしさ」をどうとらえていらっしゃいますか?

星野:今はまだ、クルマの大半は化石燃料を燃やしCO2を排出しながら走っています。でも、それほど遠くない将来、主要エネルギー源が電気に取って代わるのは、ほぼ間違いない、と思います。日産自動車は、電気自動車(EV)を積極的に開発しています。2010年から発売している「リーフ」が代表選手ですね。日本カー・オブ・ザ・イヤーも受賞しています。「日産らしさ」の中に電気自動車が入ってくるのは間違いないです。そうそう、川島さん、このオフィス(横浜本社)にいらっしゃる時、大きなポスターが貼ってあったの、気づきませんでした。

川島:あ、もしかして、矢沢永吉さんがばーん!と出ている?

コメント12件コメント/レビュー

日産は大好きなメーカですが、残念ながら一番弱いのがデザインだと思います。最近では、2002年発表の、マーチ(K12)とキューブ(Z11)のデザインが素晴らしかっただけに、本当にもったいないです。(初期デザインをマイナーチェンジで変な顔にするのは日産の伝統?)さらにこの2車はかなり市場に浸透したのに、その評価があまり目立たなかったのが残念です。あの頃の開発陣のセンスは受け継がれていないのでしょうか?(2015/11/30 12:01)

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「日産は「立ち位置」を見失っていた」の著者

川島 蓉子

川島 蓉子(かわしま・ようこ)

ifs未来研究所所長

ファッションという視点から、さまざまな分野の企業のブランド作りなどのプロジェクトにかかわる。日経MJ、ブレーン、読売新聞などで連載を持つ。2013年から現職。多摩美術大学非常勤講師。Gマーク審査委員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

日産は大好きなメーカですが、残念ながら一番弱いのがデザインだと思います。最近では、2002年発表の、マーチ(K12)とキューブ(Z11)のデザインが素晴らしかっただけに、本当にもったいないです。(初期デザインをマイナーチェンジで変な顔にするのは日産の伝統?)さらにこの2車はかなり市場に浸透したのに、その評価があまり目立たなかったのが残念です。あの頃の開発陣のセンスは受け継がれていないのでしょうか?(2015/11/30 12:01)

Infiniti Q50に乗っていますが、デザインは取り敢えず合格点。 でもFiat 500X, Miniに比べれば、ダサい。 高級車では、とてもJaguarやAudiやMaseratiの域じゃない。 ブランドデザインという意味では、Buickだって最近は馬鹿にはできません。日本だって昔はIsuzu 117 coupeとか初代Sylviaとか70年台Fairladyとかいいデザインあったと思うんですがね。(2015/11/30 01:31)

それぞれのコメントすべてに同感です。
・こと国内においては日産でなければというクルマは見当たらない
・今こそ「立ち位置」を見失って迷走
・ルノーの日本工場は卒業して、日本人向けのクルマを作って
・三菱自動車と同じような会社になったなぁ、という感じ
・今の日産は悪い頃の日産にすっかりも戻ってしまったと思うけれど
・ワクテクとか言ってないで、基本性能を高めて欲しいです(2015/11/28 20:43)

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三品 和広 神戸大学教授