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「お客の声」を聞くと必ず失敗するわけ

日産自動車 専務執行役員 星野朝子さん(2)

2015年12月4日(金)

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「技術の日産」信仰が強過ぎた

川島:日産自動車の復活のきっかけはグローバル化にあった、とおっしゃいました。

星野朝子(ほしの・あさこ)
日産自動車 専務執行役員
1983年3月慶応義塾大学経済学部卒業、88年ノースウエスタン大学ケロッグ経営学大学院修士課程修了(MBA取得)。83年4月日本債券信用銀行入社、89年社会調査研究所に転職し主任研究員、2001年インテージ(旧・社会調査研究所)役員理事、立命館大学経営学部非常勤講師、2002年4月早稲田大学理工学部非常勤講師、日産自動車入社、VP市場情報室担当。2006年4月同社執行役員市場情報室担当、2011年4月同社執行役員コーポレート市場情報統括本部担当、2014年4月同社常務執行役員コーポレート市場情報統括本部担当、2015年4月同社専務執行役員日本マーケティング本部、日本営業本部、営業支援本部、フリート事業本部、M&S-J企画部、M&S-J業務部 担当。
(写真:鈴木愛子、以下同)

星野:ええ。ルノーの上級副社長だったカルロス・ゴーンが、経営危機にあった日産の経営改革に取り組み始めたのが1999年。ルノーと資本提携を行い、日産は否が応でもグローバル化の波にさらされることになりました。

川島:日産のように伝統のある大企業が、外資系とアライアンスを組んで、いきなりグローバル化するのは、ある意味でものすごく難しいことだったのでは?

星野:たしかに、それまでは日本中心の考え方で、「こういうクルマを作ったから売り出そう。きっとどこかにマーケットはあるはず」という感じでした。「技術の日産」信仰が強過ぎて、プロダクトアウト主義に陥っていた感があったと思います。

川島:ものすごくドメスティックな会社だった?

星野:ずっと昔から海外進出はしていました。でも、どこまで現地に合わせた商品作りをできていたかには疑問がありました。左ハンドルを用意したり、道路事情に合わせて車幅を広げたり、というレベルで止まっていたとも言えます。主力ビジネスは日本市場で、世界市場はどちらかといえば後回しだったのです。だから、日産に乗りこんだゴーンは、「多様化するお客様のニーズに応えた商品やサービスを生み出す」ことを、明快な方針として打ち出したわけです。

川島:そこで言う「多様化するお客様」とは、つまり日本だけじゃない、世界のお客様を相手にしろ、ということですね。

コメント7件コメント/レビュー

何を云いたいか判らない(どこが日産らしさデザイン)
購入している方々は他社より安かったからという回答
有りますね。
前回のコメント変わらず。(2015/12/06 00:01)

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「「お客の声」を聞くと必ず失敗するわけ」の著者

川島 蓉子

川島 蓉子(かわしま・ようこ)

ifs未来研究所所長

ファッションという視点から、さまざまな分野の企業のブランド作りなどのプロジェクトにかかわる。日経MJ、ブレーン、読売新聞などで連載を持つ。2013年から現職。多摩美術大学非常勤講師。Gマーク審査委員。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

何を云いたいか判らない(どこが日産らしさデザイン)
購入している方々は他社より安かったからという回答
有りますね。
前回のコメント変わらず。(2015/12/06 00:01)

独「機能を追求した形は結果として美しくなる!!」
伊「美しい物は、結果として機能も良い!!デザインなんて所詮思いつきだ(笑)」

これらに比べて、どうしても経済学の教科書にあるような科白にしか感じられないのは、自分だけではないようですが・・・?
まあ、日産に限らず、昨今の日本メーカーの三角定規を貼り付けたような、あちこち角が立ってラインとしての繋がりが感じられないデザインは、どうも受け入れられないんですが。
(その中で例外なのは、元日産・アウディの和田さんのデザインかと)(2015/12/05 10:00)

申し訳ないが、机上理論や理屈をこねくりまわしている感がしてなりません。ゴーん改革も、日本人がしがらみで出来なかった事に大ナタを振るったコストカッターが主。デザイン・乗り心地徹底追求?その後、なぜ日産のクルマが売れないんでしょう。感性に訴え欲しいと思わせるクルマが日産には見当たりません。国産車の中であれば、内装・乗り心地は、顧客要望に敏感なトヨタに軍配があがります。(2015/12/04 16:22)

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