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iPhoneは成長限界、脱皮して何を目指すのか?

2016年5月18日(水)

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 先日、出版セミナーに呼ばれて行ってきた。これは、人生のうち、一冊でも書籍を書きたいひとたちへ、その方法論を伝授するものだ。私は専業作家どころか、書籍からの収入はほとんどない。しかし、これまで27冊も書籍を書いてきた。もともとは、本業で得た知識を本にまとめればいいとはじめたものだ。

 今では声をかけてくれれば、編集者と仕事をはじめる。そこにノウハウらしきものはない。30代のはじめには、年間6冊も書いた。ライターを使わなかったため、毎日のように締め切りとゲラに追われていた。ただ、書く内容を探すなどで苦しかったことがあったかというと、事実は逆だった。ネタをためていたわけではない。それでも、次々と表現すべきものがあった。そして、そのときは、この執筆量がずっと続くものだと信じていた。

 ただ、現在では本業がより忙しくなったのに加え、私の専業であるサプライチェーン分野では、おおよそ書いてきた感がある。この連載のように時流を語るものを残し、徐々に仕事を移してきた。

自分の能力限界を知る方法

 すこし個人的な話をお許しいただきたい。

 あるコンサルタントと話していたとき、プロダクトライフサイクルの話になった。商品は「導入期」「成長期」「成熟期」「衰退期」の4段階を経る、というあれである。商品が市場に浸透し、そして時代遅れになっていく、その過程を典型例として示したものだ。商品を最初に手に取る人は少ない(「導入期」)、しかし、あるときを境に市場から受け入れられる(「成長期」)、そして利益を稼ぐ商品となり(「成熟期」)、伸びは鈍化し新たな商品と替わる(「衰退期」)。

 それで面白いのは、そのS字に似たカーブが、一人の人生にもあてはまる、ということだ。なるほど、面白い。その人が仕事を覚え(「導入期」)、そしてバリバリ仕事をし(「成長期」)、稼げるようになり(「成熟期」)、そして引退していく(「衰退期」)。そして、そのカーブは統計分析で「ロジスティック曲線」や「コンベルツ曲線」で相似できるという。

 厳密な説明ではないものの、「ロジスティック曲線」や「コンベルツ曲線」とは統計上、S字カーブを彷彿させるものだと考えてもらいたい。

 例えば、国民的歌手が新曲(シングル曲)を発表してきた年度と、その枚数累積を分析してみた。趣旨ではないため固有名詞は省く。

 面白いほど、このグラフにあてはまった。統計上の予想値と、実際値を重ねているが、まるで予想されたように動いていた。

 面白がって、さまざまな分析をしてみた。もちろん例外はあった。ただし、多くのアーティストにあてはまった。考えてみるに当たり前かもしれない。徐々に人気になり、国民的スターとなったら、発表曲も増えていく。そして徐々にあきられ、消えていく。才能がある人は、線が伸び続ける。とはいえ、若いころとずっと同じペースにはならない。

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「iPhoneは成長限界、脱皮して何を目指すのか?」の著者

坂口 孝則

坂口 孝則(さかぐち・たかのり)

調達・購買コンサルタント

大阪大学経済学部卒業後、電機メーカー、自動車メーカーに勤務。原価企画、調達・購買、資材部門に従業。調達・購買関連書籍23冊を上梓。2010年、調達・購買コンサルタントとして独立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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