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アマゾンのドローン向け高速道路構想

何万もの運び屋が空を支配する日もそこに

2015年8月5日(水)

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 SF映画では近未来の空に無数の飛行物が浮遊している。それが何の目的で飛んでいるのか分からない。ただ、おそらく私たちの頭には、未来=科学の発達=無数の飛行物といったイメージができあがっているに違いない。

 かつて米アマゾン・ドット・コム(以下、アマゾン)はドローン計画を発表した。お客が注文する。それを受けて倉庫では商品のピッキングが行われ、ドローンが出発し、お客の自宅軒先まで運んでくれる。その間、わずか30分。

アマゾンのドローン配送システムとその問題点

 確かに面白いアイデアだと誰もが思った。そして多くの小売業者もドローン配送の研究を始めた。ただ、ドローンの飛行中に安全を確保できない可能性があることや、プライバシーの問題、そして米連邦航空局(FAA)をはじめとした行政がいくつかの懸念を表明していることからも、実現はやや難しいように思われた。

 日本では、ドローンの商業利用はさほど進展していない。ドローンを禁じる公共の場も多いし、お祭りでドローンが墜落する騒ぎもあった。日本でも多く見られる密集住宅地をドローンが配達するのは難しいし、アメリカと違って自宅前の庭に荷物を置いて配達完了とはできない(ポストやロッカーに入れる必要がある)ため、日本では実現するにしても、商業利用はアメリカの形ではないだろうと、個人的には思う。

 くわえてドローンの問題点を指摘しようと思えば、いくらでも挙がるだろう。ドローンが配達中に盗難にあったら? ドローンが飛び出した子どもと接触し指を切ったら? ドローンが住宅街につっこみ火災を引き起こしたら? ちょっとの間、考えてもこれくらいある。もっと多く想像できる読者もいるだろう。当局の規制案も出た。

 しかし、アマゾンはドローン計画をそれでもなお、推し進めようとしている。しかも、徐々に具体的な飛行計画をもって。

アマゾンが発表したドローン空域案とは

 先週、米航空宇宙局(NASA)のエームズ研究所で開催されたUTMコンベンションにおいて、アマゾンはアメリカの空を行き来することになる数千の、いや数万の、いや数百万のドローンを念頭に、その構想を紹介した。有料会員サービスであるアマゾンプライムの責任者、グル・キムチ氏が発表したものだ。

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「アマゾンのドローン向け高速道路構想」の著者

坂口 孝則

坂口 孝則(さかぐち・たかのり)

調達・購買コンサルタント

大阪大学経済学部卒業後、電機メーカー、自動車メーカーに勤務。原価企画、調達・購買、資材部門に従業。調達・購買関連書籍23冊を上梓。2010年、調達・購買コンサルタントとして独立。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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