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「ジタハラ(時短ハラスメント)」が急増する

2017年1月24日(火)

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 「ジタハラ」がこれから問題になってくると私は見ています。ジタハラとは「時短ハラスメント」のことです。

 上司が部下に対し、頭ごなしに「時短だ」「定時に帰れ」と言い続けると、部下に対する一種の苛めになりかねません。

 なぜでしょうか。次の会話文をお読みください。

●柳本課長:「社長、この数字を見てください。わが課の労働時間の推移です。昨年1月から7月までと、8月から12月までの平均労働時間を比べてみました」

○鷲沢社長:「7月から残業削減に乗り出したと聞いている」

●柳本課長:「はい。社長が当社にいらっしゃる前からです」

○鷲沢社長:「その成果を見ろ、ということだな。月平均で20時間ほど残業が減っている」

●柳本課長:「こちらに別の資料があります。他の営業課と比べてください。私の課と比べると15時間くらい残業が多いです。つまり、他の営業課はなかなか残業を減らせていないわけです」

○鷲沢社長:「君の課は結果を出しているということかな」

●柳本課長:「はい。自分で言うのは何ですが、やればできるものです。コツさえつかめば誰でもできます。要はやるかやらないかの違いです」

○鷲沢社長:「やるかやらないかの違い、というのはその通りだ」

●柳本課長:「他の課長は何をやっているのでしょうね。部長も部長です。残業を減らす気があるのかないのか。ここからが相談です。社長から部長や他の課長にもっと時短に取り組めと言っていただけませんか。私の課のメンバーが、自分たちだけ早く帰るのは気がひけると言うものですから。私が部長に頼んでも、なかなか聞いてもらえません」

○鷲沢社長:「君には娘さんがいたよな」

●柳本課長:「は? はい、小学校4年生の子がいます」

○鷲沢社長:「宿題は毎日出るか」

●柳本課長:「え、ええ。それが何か」

○鷲沢社長:「最近の子は宿題に追われる毎日を送っているのかな」

●柳本課長:「まあそうですね……。遊ぶ時間がないぐらい、宿題やら塾通いやら。我が家がとりわけ教育に力を入れているわけではないのですが」

○鷲沢社長:「寝るのは何時頃かね」

●柳本課長:「夜10時……いや11時ぐらいの時もありますね」

○鷲沢社長:「遅いな」

●柳本課長:「10歳にしてはそうかもしれません。私が小学生だった頃は9時までには寝ていましたね」

○鷲沢社長:「夜11時までに宿題が終わらなかったらどうする」

●柳本課長:「え」

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「「ジタハラ(時短ハラスメント)」が急増する」の著者

横山 信弘

横山 信弘(よこやま・のぶひろ)

経営コンサルタント

CSK、日立製作所を経て、現在アタックスの主席コンサルタント。営業目標予算の2倍の材料を仕込む、組織マネジメント「予材管理」が注目され、コンサルティングのみならず、セミナー講師としても人気を博す。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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