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どうして“相談待ち上司”はダメなのか?

2016年2月9日(火)

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 新人や若手社員が配属されても、ろくに関心を持たない先輩がいます。部下から何か言われたら対応するものの、そうでなければ声を掛けられるまで何もしない上司がいます。

 もっと酷いのは、悩みを抱えて誰にも相談できず、組織に溶け込めない若手を見て、「採用ミスだ」と断じてしまうことです。

 今日のバトルは社長の鷲沢と人事部長の日高です。「採用ミス」を連呼する日高に鷲沢が応戦する様をお読みください。

●日高人事部長:「社長、昨年入社した新人が辞めると言ってきました。1年もたなかったようです」

○鷲沢社長:「なんだって」

●日高人事部長:「このところ新人を採っても、長続きしない子ばかりで」

○鷲沢社長:「どうしてこんなことが起こるのか」

●日高人事部長:「申し訳ないです。採用ミスとしか考えられません。当社が欲している人材とは違っていたのでしょう」

○鷲沢社長:「やり方の問題なのか」

●日高人事部長:「はい。エントリーシートをもう少し練り直してみます。求人広告を出すサイトも吟味します。これまで大学の名前や保有資格にこだわってきましたが、それらの条件は取っ払いたいと考えています」

○鷲沢社長:「どうして」

●日高人事部長:「結構いい大学を出て、資格も持っている学生がここ数年採れていたのですが、その後の結果はご存じの通りです。そもそも当社のような中堅の商社に、そんな優秀な学生が来ても、やる気がなかなか出ないのでしょう。この際、割り切ってハードルをもっと下げようかと」

○鷲沢社長:「下げる? 具体的にどう変えるつもりだ」

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「どうして“相談待ち上司”はダメなのか?」の著者

横山 信弘

横山 信弘(よこやま・のぶひろ)

経営コンサルタント

CSK、日立製作所を経て、現在アタックスの主席コンサルタント。営業目標予算の2倍の材料を仕込む、組織マネジメント「予材管理」が注目され、コンサルティングのみならず、セミナー講師としても人気を博す。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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