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営業は寝ないとダメ

2018年2月14日(水)

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○持田主任:「くどいようですが、結果が出てないのだから仕方ないです」

●球田コンサルタント:「仕方がないでは済まない。短くすれば結果が出るとは限らないが、長くすれば結果が出るわけでもない。労働時間の伸びと成績の下降具合には因果関係があると思う」

○持田主任:「どうして言い切れるのですか。営業成績の下降にはもっと色々な要因があるはずでしょう」

●球田コンサルタント:「部長や課長があなたに任せたタスクの完遂率を調べた」

○持田主任:「はあ?」

●球田コンサルタント:「タスクにはレギュラーとイレギュラーの2種類ある。レギュラーはルーティンのタスク。イレギュラーはワンポイントで任されるタスク。本人のレギュラータスク処理があるから、下がるとするとイレギュラータスクからになる」

○持田主任:「だから何だと言うのですか」

●球田コンサルタント:「調べてみるとこの3カ月、イレギュラータスクだけではなく、レギュラータスクの処理もやり切れていない。つまり、以前ならこなせていたルーティンワークさえ、最近できなくなってきている」

○持田主任:「……」

●球田コンサルタント:「その実感は?」

○持田主任:「……あります」

●球田コンサルタント:「あなたの部下たちも同じだ」

○持田主任:「……」

●球田コンサルタント:「労働時間が長くなり以前できていたことができなくなっている」

○持田主任:「色々とやることが増えたからです。結果が出ないから、会議を頻繁に開くようになったし」

「夜11時以降に仕事のメールをやりとり」

●球田コンサルタント:「さらに見過ごせないデータがある」

○持田主任:「ま、まだありますか」

●球田コンサルタント:「退社後にやりとりしたメールの件数。情報システム部門にログが残っている」

○持田主任:「え」

●球田コンサルタント:「あなたも部下3人も毎日平均5通以上のメールを退社後に送受信している。平均値として多すぎる」

○持田主任:「そんなに大きな問題ですかっ! オフィスの外だからといってメールも出しちゃいけないのですか」

●球田コンサルタント:「いけません。サービス残業の常態化以外の何ものでもない。しかも3割が夜11時以降のメールだ」

○持田主任:「……」

●球田コンサルタント:「差し支えなければ教えてもらいたい。就寝時刻は何時ですか」

○持田主任:「ええっと、差し支えがあります。教えられません」

●球田コンサルタント:「なぜ」

コメント4件コメント/レビュー

大脳生理学の観点からの切り口も記事に欲しかったところです。充分な睡眠を取らない脳は、睡眠中に補給されるべき脳内栄養が欠乏して飢餓状態になり、細胞活動が衰弱し、やがて細胞自体が死んでゆきます。ところが、脳細胞は再生しないので、結果として様々な機能障害を引き起こすことになり、最終的には脳の餓死、つまり人体全体の死に至ります。この脳の栄養欠乏による機能衰弱の下降開始点は、起床による活動開始後、8から10時間後に始まり、その後2/3から1/3まで急速に低下しますので、8時間労働制という形態は、科学的に裏付けられているものなのです。(生理学研究所の各発表論文などに出典がありますので、ご参照ください。)(2018/02/15 05:25)

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「営業は寝ないとダメ」の著者

横山 信弘

横山 信弘(よこやま・のぶひろ)

経営コンサルタント

CSK、日立製作所を経て、現在アタックスの主席コンサルタント。営業目標予算の2倍の材料を仕込む、組織マネジメント「予材管理」が注目され、コンサルティングのみならず、セミナー講師としても人気を博す。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

大脳生理学の観点からの切り口も記事に欲しかったところです。充分な睡眠を取らない脳は、睡眠中に補給されるべき脳内栄養が欠乏して飢餓状態になり、細胞活動が衰弱し、やがて細胞自体が死んでゆきます。ところが、脳細胞は再生しないので、結果として様々な機能障害を引き起こすことになり、最終的には脳の餓死、つまり人体全体の死に至ります。この脳の栄養欠乏による機能衰弱の下降開始点は、起床による活動開始後、8から10時間後に始まり、その後2/3から1/3まで急速に低下しますので、8時間労働制という形態は、科学的に裏付けられているものなのです。(生理学研究所の各発表論文などに出典がありますので、ご参照ください。)(2018/02/15 05:25)

多分、管理部門も寝ないとだめだと思います。(2018/02/14 11:13)

単なる長時間労働を誇る風潮が未だにあるような気がします。平成の次の年号が話題になろうかと言うのに、まだまだ昭和的ですよね。ここらあたりに先進国のなかで最低レベルと言われる低い労働生産性の理由があるのかもしれません。(2018/02/14 06:35)

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