• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

ボスは持論に固執し、リーダーは事実で語る

2016年3月1日(火)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 思い込みや先入観で人を説得しようとしても失敗します。リーダーシップを発揮するには、正しい論拠を持ってメンバーを引っ張らないといけません。正しい論拠とは客観的なデータに基づく事実です。

 今回は明石専務が思い込みに基づく悪しき「持論」を展開します。迎え撃つ鷲沢社長が最後に提示する「事実」がどんな意味を持つのか、注目して読んでみて下さい。

●明石専務:「最近の若い連中はどうもいけませんな。まったく自分から動こうとしない」

○鷲沢社長:「そう愚痴るな」

●明石専務:「愚痴りたくもなりますよ。社長から営業と一緒に回れと命じられて以降、専務の私がお客様のところへ足しげく通っていると言うのに、入社2年目の雛形くんは私よりも毎月の訪問件数が少ない」

○鷲沢社長:「確かに問題だ」

●明石専務:「課長の熊岡くんも嘆いていました。何を言っても無駄のようです」

○鷲沢社長:「本当に何を言っても無駄なのか」

●明石専務:「ええ。全然言うことを聞かないという報告を受けています」

○鷲沢社長:「事実なのか」

●明石専務:「はい。このままではいけません。社長、私に考えがあります」

○鷲沢社長:「なんだ」

●明石専務:「若い子を動かすにはやはり金だと思います。上司が『行け』『やれ』『動け』と口で言っても効果がありません。訪問1件あたり200円出すというのはどうでしょう」

○鷲沢社長:「200円?」

●明石専務:「はい。営業に今与えている訪問目標は月に150件です。目標をクリアしたら3万円になります」

○鷲沢社長:「……」

●明石専務:「毎月3万円って、大きいです。当社は再建中の身ですから、営業手当を大幅に減らしています。3万円はカンフル剤になります」

コメント3

「横山信弘の絶対達成2分間バトル」のバックナンバー

一覧

「ボスは持論に固執し、リーダーは事実で語る」の著者

横山 信弘

横山 信弘(よこやま・のぶひろ)

経営コンサルタント

CSK、日立製作所を経て、現在アタックスの主席コンサルタント。営業目標予算の2倍の材料を仕込む、組織マネジメント「予材管理」が注目され、コンサルティングのみならず、セミナー講師としても人気を博す。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

「絶対これしかありません」というプランが出てきたら、通しません。

鈴木 純 帝人社長