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お前だ! AIに職を奪われるのは

2017年3月7日(火)

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 AI(人工知能)やロボットが進化することで、それまで人がこなしてきた多くの仕事が置き換えられる。こう言われています。

 しかし、人が不幸になるような“AI置換”をすべきではありません。それでは、どんな仕事を置換したら、みんなが幸せになるのでしょうか。

 次の会話文をお読みください。

●豪傑寺部長:「世の中はAIによって激変していくかもしれません」

○鷲沢社長:「うちのような広告代理店はまだいいだろう。私が以前いた金融業界は大変だぞ」

●豪傑寺部長:「そうですか」

○鷲沢社長:「かつて私が在籍していた銀行でも、ビッグデータとやらを利用して個人向けの融資事業を始めるそうだ。個人の入出金記録や支払い状況がわかれば、融資可能な金額が自動的に算出できるらしい」

●豪傑寺部長:「なるほど」

○鷲沢社長:「フィンテックも脅威だと知り合いが言っていた。AIやフィンテックが普及することで便利になるかもしれないが人間の仕事が奪われかねない。金融業界は戦々恐々としているよ」

AIと言われている話の多くはAIと関係ない

●豪傑寺部長:「お言葉ですが、社長、今おっしゃったのはAIと関係ない話かと思います」

○鷲沢社長:「何?」

●豪傑寺部長:「先代の社長に引っ張られるまで私はIT企業にいたので少しは知識があります。先ほどの個人向け融資事業はおそらくAIなど使っていないでしょう」

○鷲沢社長:「そうなのか」

●豪傑寺部長:「昨今、なんでもかんでもAIとかIoTとか言いますが、実際にはAIを使っていないケースが多いです」

○鷲沢社長:「話題性があるからAIを採用したとか言うわけか」

●豪傑寺部長:「その通りです。ちょっと賢いデータ解析ツールのことをAIだなんて言っている場合もあります」

○鷲沢社長:「惑わされてはいかんな」

●豪傑寺部長:「はい。新しい技術が登場したとき、相応の知識がないと振り回されてしまいます」

○鷲沢社長:「広告代理店も過剰に反応しなくていいのか」

●豪傑寺部長:「いえいえ。AIでそこそこヒットする映画や音楽を作れるかもしれないと言われています。お客様の心を動かす広告デザインやキャッチコピーをAIが作ってくれる時代もすぐそこまで来ている気がします」

○鷲沢社長:「そうなのか」

コメント8件コメント/レビュー

 「人が不幸になる“AI置換”をすべきではない」とか「人件費は会社のコストではなく目的だ」というのは、理想的な考え方ですが、株主が賛成してくれるでしょうか。
 今日のはちょっと疑問がありましたが、この2分間バトルは、わかりやすく面白いです。(2017/03/27 17:24)

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「お前だ! AIに職を奪われるのは」の著者

横山 信弘

横山 信弘(よこやま・のぶひろ)

経営コンサルタント

CSK、日立製作所を経て、現在アタックスの主席コンサルタント。営業目標予算の2倍の材料を仕込む、組織マネジメント「予材管理」が注目され、コンサルティングのみならず、セミナー講師としても人気を博す。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

 「人が不幸になる“AI置換”をすべきではない」とか「人件費は会社のコストではなく目的だ」というのは、理想的な考え方ですが、株主が賛成してくれるでしょうか。
 今日のはちょっと疑問がありましたが、この2分間バトルは、わかりやすく面白いです。(2017/03/27 17:24)

AIがどの様な仕事を担うのか、といった最終的な結論に関してはよくわかりません。ただし、あまりにも効率を重視し、人件費を削る様な社会では、皆が不幸になるという点は賛同します。そろそろ、皆が幸せになるかどうか、という基準でAIの使い方を考えても良いかと思います。(2017/03/07 12:27)

50〜100年ぐらい前に急速に機械化が進んだころ同様な議論があり、確かに一時的に職を失う人も出ましたが、長い目で見ると、生産力は上がったのに平均的な労働時間が減りました。AIも全く同様ではないでしょうか? 先進国では一日4時間勤務が標準になるとか、そういう未来なのではないでしょうか?

そういう意味で、人を減さない、という方針は正しいと思います。一人あたりの労働時間を減らし、同じ給料を出すべきでしょう。(2017/03/07 12:03)

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