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「じっくり考える」のは良いことか

2016年4月26日(火)

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 「じっくり」という副詞があります。落ち着いて念入りに何かをする様子を指します。例えば「証拠の品が散逸しないように現場をじっくり点検した」という風に使います。

 じっくり何かに取り組むのは良いことでしょう。ですが「じっくり考えます」と発言する人に出会うと私は気になります。じっくり考えるのは本当に良いことでしょうか。いや、そもそもじっくり考えることは可能なのでしょうか。

 今回のバトルは「じっくり考える」についてです。悩み多き多摩部長と鷲沢社長との会話を読んでみてください。

●多摩部長:「4月から新規顧客の開拓に営業の軸足を移しました。これからきっちり新しいお客さまとの取引を増やしていきます」

○鷲沢社長:「頼んだぞ」

●多摩部長:「はい。4月に入ってから営業部は全員、気合いが入っています」

○鷲沢社長:「それはよかった。既存顧客の対応も抜かりなくやってくれ」

●多摩部長:「え?」

○鷲沢社長:「どうした」

●多摩部長:「社長、今お伝えしたとおり、4月から新規の開拓に軸足を移しています」

○鷲沢社長:「わかっている。これまで既存のお客様対応ばかりやってきたが新規の顧客開拓は絶対に必要だ。だからといって既存のお客様をないがしろにしていいわけじゃない」

●多摩部長:「それはそうですが……」

○鷲沢社長:「なんだ」

●多摩部長:「先ほどお伝えしたとおり、4月からは新規開拓に注力しようと……」

○鷲沢社長:「わかったとさっきから言っている。何を言いたいのかね」

コメント4件コメント/レビュー

「こんな○○はいない!」というコメントをたびたび目にするのですが、現役のコンサルが書いている記事ですのでザラに居るのでしょう。
そういう規格外の人たちをどのようにコントロールするか?というのが、この連載の大きなテーマと認識しているのですが。
そもそも常識が通用する現場であればコンサルが入る必要がないでしょう。(2016/04/27 08:29)

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「「じっくり考える」のは良いことか」の著者

横山 信弘

横山 信弘(よこやま・のぶひろ)

経営コンサルタント

CSK、日立製作所を経て、現在アタックスの主席コンサルタント。営業目標予算の2倍の材料を仕込む、組織マネジメント「予材管理」が注目され、コンサルティングのみならず、セミナー講師としても人気を博す。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

「こんな○○はいない!」というコメントをたびたび目にするのですが、現役のコンサルが書いている記事ですのでザラに居るのでしょう。
そういう規格外の人たちをどのようにコントロールするか?というのが、この連載の大きなテーマと認識しているのですが。
そもそも常識が通用する現場であればコンサルが入る必要がないでしょう。(2016/04/27 08:29)

こんな低レベルな部長はいません!!
もしいたとしたら、その会社も終わっている
誰が推薦して承認してん!

じっくり考えることは必要、1ヶ月が一般的ではない
内容によっては1ヶ月かかる場合もあるだろうが、
営業方針なら人員にもよるが1日あれば出来るだろう。
人をどのように配置して動かせるのか、いろんな角度でシミュレートして
問題ないじっくり考えるのだと思う。
思いつきで行動するのも時には必要だが、それは個人でのこと
部長職なら部下のことを考えて行動すべきである。
考えて動かない人も居るが・・・考えない人も居る
考えて行動することが重要なのである(2016/04/26 13:38)

考えない人の「考えさせてほしい」というのは、物事を受容するための「間」を取りたいという意味なんでしょうね。

変化によって何が起こるか想像できず、漠然と不安を抱えているために「わかりました」と言えないのでしょう。
当然「考えるべき事」など思いつくはずもなく、大丈夫と思える根拠が誰かからもたらされるまで時間が必要だという受動的な戦略の表れです。

経験上こういう反応をする人は、一貫して他力で世渡りをしていて自分で何かを生み出す力を失っているものです。痺れを切らして周囲が問題を解決してしまういわゆる「イネーブラー」の存在がこういう人物を生み出しています。(2016/04/26 09:45)

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