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どうして「直感」は99パーセント間違いなのか?

2015年8月18日(火)

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 目標を達成するための基本は正しいデータに基づいた論拠に沿って正しいプロセスで意思決定をすることです。

 従ってデータに基づく戦略を練ったり、計画を立てたりする時間を惜しんではいけません。そこで時間を費やしたとしても、仕事の効率が上がり、結果として時間をそれほど多くかけずに目標を達成できるようになります。

 その反対が直感に頼った意思決定です。場当たりに戦略を打ち出していると遠回りになるばかりではなく、目標未達成に終わりかねません。

 なぜ「直感」に頼ってはいけないのか。今回のテーマは「直感」です。

●常務:「社長、9月から始める営業戦略についてご相談があります」

○社長:「まさに今、気になっていたところだ。君の意見をぜひ聞かせてほしい」

●常務:「営業本部長の専務が出した戦略に問題があると考えます」

○社長:「どういう問題だ」

●常務:「新規開拓を重視する戦略ですが、色々な業界へ手を広げるのはリスクが大きいと思うのです。今は自動車産業をはじめ輸出産業にフォーカスして戦略を立てるべきかと。いわゆる『選択と集中』が必要です」

○社長:「君の言い分は分かった。ただし君の主張を証明する何らかの論拠がないと説得力に欠けるぞ」

●常務:「論拠と申しますと?」

○社長:「論拠は論拠だ。質問をそのまま返すのはやめてくれ」

●常務:「失礼しました。昔、勤めていた銀行の仲間からつかんだ確かな情報です。今は自動車産業などの輸出産業が……」

○社長:「そんなことは新聞を読んでいれば誰だって分かる。銀行の関係者と意見交換をするのは結構だが、そこから何を引き出すかだ。君の考察はどうなんだ」

●常務:「考察と言いますと? いえ、何でもありません。ええと銀行の仲間と議論した結果、間違いないと思ったものですから」

○社長:「ということは君の直感か。ちょっと待て、繰り返さなくていい。君の話を問いただしていくと、拠り所が直感なんだよ、大抵の場合。直感の類語を辞書で引くと勘や第六感と出てくる。勘や第六感に頼るということは『やけくそ』『どうにでもなれ』という投げやりな気持ちがあるんじゃないか」

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「横山信弘の絶対達成2分間バトル」のバックナンバー

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「どうして「直感」は99パーセント間違いなのか?」の著者

横山 信弘

横山 信弘(よこやま・のぶひろ)

経営コンサルタント

CSK、日立製作所を経て、現在アタックスの主席コンサルタント。営業目標予算の2倍の材料を仕込む、組織マネジメント「予材管理」が注目され、コンサルティングのみならず、セミナー講師としても人気を博す。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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