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どうして「私の責任」という人は無責任なのか?

2015年10月27日(火)

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 「すべて私の責任です」「私の不徳の致すところです」 

 期待された通りの結果が出なかったとき、こう言う人がいます。失敗を謙虚に認める姿勢は必要です。他人に責任を押しつけたり、「仕方なかった」と開き直る人に比べると、よほどいいでしょう。

 とはいえ、「私の責任です」と言って頭を下げるだけでは何も改善されません。「今後は期待にこたえられるよう、誠心誠意がんばります」と強調しても、何をどのように改善するのか、具体的に示さないとまた同じ轍を踏むことになります。

 以下の会話文を読んでみてください。

○社長:「このままだと、今期の目標予算を達成できそうにない」

●営業部長:「面目ありません。私の責任です」

○社長:「君を営業部長にしてから4年たった。目標予算の達成率は92%、93%、95%と続き、今期は96%ぐらいで終わりそうだな」

●営業部長:「はい。徐々に達成率は上がってきているのですが……」

○社長:「何だと、私が最も嫌いな言い方をしたな」

●営業部長:「あ! も、申し訳ありません」

○社長:「10時に会おうと約束したのに、やってきたのは10時15分、10時9分、10時5分。毎回遅刻しておいて、『少しずつ約束の時間に近づいています』と言う奴があるか」

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「どうして「私の責任」という人は無責任なのか?」の著者

横山 信弘

横山 信弘(よこやま・のぶひろ)

経営コンサルタント

CSK、日立製作所を経て、現在アタックスの主席コンサルタント。営業目標予算の2倍の材料を仕込む、組織マネジメント「予材管理」が注目され、コンサルティングのみならず、セミナー講師としても人気を博す。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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