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どうして社内は“パソコンパチパチ”なのか?

2015年11月24日(火)

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 今回のテーマは“パソコンパチパチ”です。これに苛立つ経営者は少なくありません。ところが普段は黙っていて、営業コンサルタントの私が訪問すると、日頃の不満をぶつけてこられます。

 経営者が本音を社内で思い切り出したらどうなるでしょう。少々誇張していますが、次の会話を読んでみてください。

○社長:「おい、どうだ、この光景は」

●管理部長:「社内の様子ですか」

○社長:「フロア全体を見渡してみたまえ。キーパンチャーのパンチ室みたいだ」

●管理部長:「パンチ室って……社長、いつの時代の話ですか」

○社長:「君は知っているのか」

●管理部長:「はい。私はコンピューター関連の大手に勤めていましたから目にしたことがあります。若い女の子がパンチ室にずらっと並んで座って、データを入力していましたね」

○社長:「確かに昔の話だ。時代は変わった。だが、光景は昔にそっくりだ。当時はキーパンチャーだけがパンチ室に詰め込まれていたが、今はホワイトカラー全員がそうだ」

●管理部長:「全員がまるでキーパンチャーだと?」

○社長:「ああ。このフロアに80人の席がある。全員がパソコンの前に座ってキーボードをパチパチやっている」

●管理部長:「そう言われると確かにパンチ室みたいですね」

○社長:「うちは普通の印刷会社だ。この光景はどう見てもおかしい」

●管理部長:「うちに限らないでしょう。昨日、取引先の建設会社へ行きましたが、そこのオフィスでも皆さんパチパチやっていました」

「うちの社員はブロイラーだな、まるで」

○社長:「今朝、挨拶回りをした食品会社もそうだった。全員無表情のまま、ディスプレーに向かってパチパチ、パチパチ。本当に気持ち悪い光景だ。ブロイラーだな、まるで」

●管理部長:「それは言い過ぎかと……鶏はパソコンを使いませんし」

○社長:「そんなことを言っているのじゃない。さっきから見ているが、誰も全く話をしない。目の前のえさをひたすら突っつくブロイラーと同じだ。あ、派遣の子がようやく隣の営業と話を始めたな――」

コメント5件コメント/レビュー

いまどき飛び込みで営業に来られてもすべて断りますよ
こちらから何かしらのアクションを起こした場合に反応良く対応してくれる企業に依頼することが多いですね。
営業しかけてくる業者にろくなところないですから・・・
今の時代ステマや口コミの方が営業するより効率的になっているのは確かです。一度でも取引があれば往訪することは継続性の部分でよい営業だと思います。(2015/11/25 10:02)

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「どうして社内は“パソコンパチパチ”なのか?」の著者

横山 信弘

横山 信弘(よこやま・のぶひろ)

経営コンサルタント

CSK、日立製作所を経て、現在アタックスの主席コンサルタント。営業目標予算の2倍の材料を仕込む、組織マネジメント「予材管理」が注目され、コンサルティングのみならず、セミナー講師としても人気を博す。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

いまどき飛び込みで営業に来られてもすべて断りますよ
こちらから何かしらのアクションを起こした場合に反応良く対応してくれる企業に依頼することが多いですね。
営業しかけてくる業者にろくなところないですから・・・
今の時代ステマや口コミの方が営業するより効率的になっているのは確かです。一度でも取引があれば往訪することは継続性の部分でよい営業だと思います。(2015/11/25 10:02)

サラリーマンの仕事って、仕事のふりをしていなきゃいけないって面が結構あると思うんですよね。経理事務などを除けばそんなにパソコンとにらめっこしてなきゃいけないって仕事はそんなにないはずなんですけどね。だけど、手持無沙汰のとき昔ならタバコ吸いながらだべったり、新聞読んだりしてたんでしょうけど、今はそんなこと許される雰囲気ではない会社が多いことでしょう。だから、とりあえず机に向かい何かしてるふりをしなきゃいけない。だからすぐできる報告書や企画書をいつまでも考えながら作ってるふりしてるってことが多くなるんじゃないでしょうか。(2015/11/24 21:45)

あるコンサルの人が、火を噴いているプロジェクトの収拾に呼ばれたところ、その現場の光景がまさしくこのような状況だったそうです。
会話がなく、全部メール。
開発の仕事なのでPCに向かうこと自体は必要だったのですが、そのコンサルが現場を把握して最初にやったことは「メールは禁止(外部とのやりとりで必要のメールは責任者に依頼して窓口を一本化)、全部直接話をしろ」という指示を出すことだったとのこと。
ブーイングが出たそうですが、直接面と向かってのやりとりを余儀なくされたことで、結果としては事態は改善されたそうです。(2015/11/24 19:44)

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三品 和広 神戸大学教授